弄った割りに効果が少なく、ブログにアップされなかったマフラー改造。
エアクリの抵抗を減らし、其れからのキャブセッティング中にチョットした迷いから元に戻していました。
戻した時は今考えるとキャブのセッティングが出ていない。結果あまり変わらず、かえって低速は滑らかに成ったので、其の侭のノーマル状態を維持。
チョット弄ってはすぐに乗れず、時間が経ってからの試乗。これでは前の状態はどうだったかなーーーー?
やっとの事で今日から夏休み。
で、今日はST君と一日付き合う事に。
と言っても本調子ではない(ノーマルよりは良いと思う)ST君と走りに行っても楽しくない。
天気も今一。そんな時はキャブセッティングのおさらいです。
エアクリの穴を塞ぐとバランスは良くなるけれども面白くない。良い意味でのヤンチャが無く成ります。
穴全部にすると、完全に薄い状態。最初はMJを上げちゃえと思ったのですが、外した#175のMJを見たら異常な穴の大きさ。
これでも薄いって絶対におかしい?
で、アル中頭で考えた。フルスロットルの時の息つきは今迄経験したものとはチョット様子が違う。何故だろう?
其処で仮説。元々絞って有るキャブに合わせたノーマルマフラー。排気効率はそんなに良い筈が無い(入ってこないんだから出さなくてもOK)。
で、吸気系を開放に近い状態にしたので新気は沢山入ってくる。勿論スロットルをそんなに開けなければ大丈夫だけれども、全開に近くなると燃焼済みガスを排出しきれなくなる。残ってしまった燃焼済みガスが多ければ、新気は入って来ない(と言うか少なくなる)。で、新気の量が少ないところ(燃焼済みのガスと混ざった燃え難い混合気)へのスパーク。でミスファイヤー、失速。
こんなストーリーを考えて見ました。
実験は簡単。ナンセマフラーは二本持っています。1本は出口に穴を開けたピンキースペシャル。
交換して走ってきたら、丸っ切り違う。勿論全開での失速は完全に消え去りました。
更に面白いのはMJが絞れたのです。昨日書いたブログでの理論と同じ状態。つまり排気効率が上がって新気導入量が増え、結果流速が上がると言う理論です。
マフラー交換前は#175でも薄く感じたMJがなんと#150でOK。
まだまだ、入ってくる新気の量に対し、排出が十分とは思えませんが、ノーマルマフラーでこうも変わるとオモシローーーイ。
つまり、最初にマフラーを抜いたときは、エアクリが絞って有ったので、マフラーの効果が出なかった。
エアクリの抵抗を減らしたら、ノーマルマフラーでは便秘状態。
たった二個の穴を開けただけなのに、排気効率はグーンとアップ。吸気にまで影響し巧くマッチングが取れた。とこんな所ですかね。
いつもチューニングはバランスと言っているのに、其の本人がバランスを崩していました。反省。
[0回]