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CATEGORY[ST250 TMR]
コメント[ 9 ]TB[ ] 2010年10月05日19:51
http://hayashilab.syuriken.jp/250kyuusyuu05.htm

数日前に、少々書き足しました。
TMRに関してです。
世の中の一般の認識。
TMRはレスポンスが良過ぎて、ドンつきが出易く、扱いにくい。

確かに取り付け後、二年近くこの性格に悩まされました。
でも今回の九州。丸っ切り違うキャブに成長。

飛ばして良し(TMRなら当たり前)、ユックリ流して良し(これが難しかった)。

本当に気持ち良く、トコトコ走るのです。
其れも気ぜわしさとは丸っ切り縁のない、まろやかなトルクでトコトコトコ。

あまりの気持ち良さに、2~30km其の侭で走りました。

走っている時はTMRって意識しなかったんですね。

で、帰ってから改めて考えると・・・・・・。

じゃあ、パワーの無いセッティングかと言うと、帰りの高速で充分なポテンシャルを見せつけられましたし。

僕は基本的に二面性の有るエンジンって大好きです。
ノンビリも走れるし、鞭を入れれば・・・・・・。

そんなセッティングが出たので、ジェットホルダーの入荷はチョット頭が痛い。
またやり直しかよ。
でも、未だ可能性を持っているんですから此処で止めては男がすたる(笑)。

まだまだ愉しめそうですね。

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CATEGORY[ST250 TMR]
コメント[ 4 ]TB[ ] 2010年10月05日11:45
今日は本当に暫くぶりに床屋さん。
前髪が邪魔に成ってきました。

本当は九州へ行く前に行きたかったのですが、どうしても時間が取れず・・・・。

出勤後、チョットの雑用をして、馴染みの床屋さんへ・・。
歩いて行ける距離です。

ガーーーーン。臨時休業。はは、予定が狂っちゃった。

じゃあ、午後から掛かる予定の仕事を始めれば・・・・・。
駄目なんですよねー。午後からテンションを上げるつもりでしたから、全然仕事モードに脳みそが成らない。

まいったな・・。

で、ブログのアップです。

ブリード

キャブのフロート室の断面図。
僕が矢印で示した小さな穴(図面上、4個見えます)がエアーブリード穴。
MAJで計量されたフレッシュエアーはこの穴の開いているパーツ(メインジェットホルダー)と本体との間の隙間に入ります。
ジェットホルダーの中は上へと吸い上げられている燃料。
勿論負圧状態です。
すると、ブリード穴からエアーが入り、燃料にエアーが混じります。

この混じる量をMAJでコントロールするのですね。

これが一般のキャブレター。

ところがTMやTMRは、ホルダーにブリード穴が開いていないんです。
ミクニの言い分では、スロットルオープン時の燃料の遅れが少なくなると言っています。
確かにエアーを吸わない分、良くなる筈。

でも、スロットル一定の時の霧化効率は・・・・?

もう一度復習です(笑)。此処へ来られる方なら、此の辺は知っていますよね。
エアーブリードの働き。

生ガスを、直接ベンチュリー部に吐き出しますと・・・・・。
ガスをキッチリ理想量で吐き出しても、空気と綺麗に混じらなけりゃ燃焼効率は落ちます。
じゃあ、噴出す前に若干のエアーを混ぜて、ベンチューリ部での霧化を進めよう。

これがエアーブリードの働きです。

つまり、燃費を考えると、非常に有利なんですね。
また、穏やかなカムのエンジンなんかですと、ブリードをしないで沢山のガスを送り込むと、エンジンが未消化をしてしまいますし。

実際に『ブリードなし(プライマリー式)は高回転高出力のエンジンに適しています。』と、ミクニも謳っています。
レーシングキャブなんですから、至極当然の選択なんですね。

ところがボクサーや我がST君。『高回転高出力って僕の辞書には無い。』なんて開き直っている。

しゃーない。キャブをあんたに合わせてやるよ。

こんな感じなんです。

でも、例のチューニング屋さんの社長は、レーサーでもMAJは必要って言ってるし。

で、以前にも書きましたが、このMAJ。ミクニと京浜では丸っ切り考えが違うんです。
ミクニは0番(穴なし)だし、京浜は此れでもかってくらいでっかいのが入っている。

要は、どちらのメーカーもまだ試行錯誤。
(出来損ないのマニアは、どちらが正しいなんて言っちゃいますが、自分のレベルの低さを露呈した言葉ですね、笑)

世の中、どんな物でも100%絶対、なんて答えは有りません。
だから、面白いのですし。有る意味、僕の様な素人が首を突っ込む隙間も・・・。

勿論、僕が行っている事だって正しい保障は有りませんし、一流メーカーの設計陣の設計だって100%絶対なんて有りっこないんですね。

そういう意味で、特定のメーカーを絶賛なんて僕には出来ないんです。
『所詮人間の作る物。色々有るよね。』此れが僕のスタンス。
でなければ、天下のBMをあんな風にはしませんし(笑、メーカー信奉なんて・・・)。

僕にとって、STもBMも同じなんですね。しいて言ったらSTの方が真っ当な設計をしている様に僕には見えます。
少なくとも、セルモーターをクランクケースに入れて、ユーザーに迷惑を掛ける設計はしていませんし(あんなの国産車なら間違い無くリコール)。

さて、ソロソロ仕事モードに頭を切り替えないと・・・・・。

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コメント[ 5 ]TB[ ] 2010年10月04日18:39
今日は一日中、一生懸命仕事(当たり前なんだけど、汗)。
本職のBLOGはアップしたけど、バイクネタが無いなー・・・。

そんな時、閉店間際に入って来た、取引の有る商社の営業マン。

オーー。良い所に来た。此れを頼むよ。

極細ドリル

0,7mmのドリルを2本と耐ガソリンのOリング20個。
ハイ、昨日アップしたパーツの改造用です。

もう、ばらしちゃいますね。

以前MAJを生かしたい。って標準の0番を45番に換えていました。
当時は他のジェットも落ち着いていなかったので、効いているんだかどうかの確認も出来ず・・・・・・・。

まあ、ジェットがつく様になっているんだ。ジェットを交換すれば良いんだろう。

のんきでしたねー(笑)。入り口は開いたけど、中が詰まっていたんですね。

昨日アップしたMJホルダー。MAJを生かす為には、横にブリード穴が開いて、尚且つ横の部分とフロート室を遮断しないといけなかったんですね。

ジックリと取説の断面図を見りゃ判ったのに・・・・(恥)。

で、ミクニに問い合わせをしました。
一個人の質問に、ミクニはとても丁寧に答えてくれました。

僕の質問は、『MAJを生かしたいのでブリード穴の開いているジェットホルダーは有るのか?』と、こう言った質問をぶつけたんですね。

ミクニの返事は
『限定車のスズキGXR750に使っています。スズキの番号は・・・・・・。』
また、其の場合(MAJを生かす)のセッティングの注意点も教えてくれました。勿論GXRの標準セッティングも。

もうミクニにはない幻のパーツ。
スズキに問い合わせたら、欠品・・・・。

しゃーない、作るか。何時ものノリです。
0,7mmのドリルはブリード穴を開ける為。
Oリングはフロート室と遮断する為です。

でもねー・・・・・・・。
九州で、今のセッティングは略完璧って判ったんだよね。
MAJを生かすと、またやり直しなんだよね。
楽しみが増えたのか、苦しみが増えたのか・・・・・・・。

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CATEGORY[ST250 TMR]
コメント[ 0 ]TB[ ] 2010年10月03日12:59
1週間も休んで、九州へ・・。
帰ってきたら、整備とツーレポの提出(笑)。

ブレーキ周りが、予定外の方向に進みだし、更に山陰へまた行きたい。

なんて、頭が回転を始めて・・・・・・・・。

今朝、何気なくプリンターの上。目をやると・・・・・・・。

忘れていた

真鍮の光を放つ物体。

忘れていたー。
九州へ行く前日に入荷したので、完全に忘却の彼方。
これも有ったのね。九州でTMRが略完全にセッティング出来たのを確認したので、それも有って・・・・・・・・・。


かなり以前にこのブログへ、TMRのセッティングでゴメンナサイと書いた訳の物です。

メインジェットホルダー。
実は僕の欲しい物は、一時鈴木につけていたTMRに特殊パーツとして、セッティングされていたんですね。

もう、鈴木にもミクニにも欠品部品。ミクニで再生産の予定も無い。
しゃー無い。作るか。
勿論ゼロから作るのは大変。現状のジェットホルダーを改造する事にしました。

1本でOKなんだけど、安いパーツだし、失敗したら・・。
きっと1本で済んで、残りは同じに改造。例のチューニングショップへ持って行くつもり。

あそこの社長も、こんなの大好きなんだけど、兎に角忙しくて・・・・。

まいったなー。ブレーキもあるし・・・・・・・。

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CATEGORY[ST250 TMR]
コメント[ 6 ]TB[ ] 2010年08月31日13:40
何でこんなに?

エーーーー。この写真。TMRのPAJ。
ハイ、PAJだけです。勿論キャブ1個分。
その他のジェットも入れたら、ファインダーに収まらない(大汗)。

エーーー、三ヶ月程前に頼んだジェットの最後の二個が、今日入手出来たのです。

一般に言われている当たりの番手なら、直ぐに入るのですが、まず使わないよね。なんて番手での発注でしたから・・。

パイロット系は悩みます。

単に全閉だけに限っても、PJ、PAJ、PS、針のストレート、NJ、針のクリップ位置、此れ全部が影響するんですね。更に微妙だけどMJも・・。

濃くするんでも、薄くするんでも、どこを弄っても効果は出ます。
でも、其々、全閉だけに効くんじゃない。
シッカリと違った所にも影響が・・・・。

なんせ、シングルエンジン、。若干の不調を他の気筒が補って・・・・。ナンテ有りませんし、極低回転(1000rpm台)全閉から開ける。
エンジンが吸気工程かその他の工程かで、回転の上がり始めに差が出易いんですね。
回転が上がった(2000rpm以上)状態なら丸っ切り問題有りません。

フライホイールの軽いSTは、此の辺が難しいのです。

TMRのPS戻し量。メーカーの標準位置、2回転。
僕の現在7/8。
此の辺も散々試した結果です。

今回PAJを97,5~85の間を2,5番刻みで注文したんですね。
注文時の読みでは、90~97,5だろう。でもひょっとしたら・・・。
で、注文した87,5と85番。

今付いているのが87,5番。で、今日手に入った85へ変更の予定。
入荷するまでの時間、色々弄っていたら、こんな結果に成ってしまったのです。

で、僕のSTだけかも知れませんが・・・・・・。

全閉からのドンツキは、PSを締めた方(1回転以下)が出難い。
で、この戻し量で良く成るPJとPAJを探す(NJとJNのストレート部も効くので、このバランスが難しい)。

アイドリング回転数。エンジン温度が上がると回転も上がる。この場合薄いのですが、エアーが多いのか?ガスが少ないのか?
STの場合、エアーが多過ぎる時の方が顕著です。
この場合、PSを緩めるのではなく、PAJを小さくした方が開け始めの自然感が崩れません。

PAJを異常かな?と思える程絞って、急に目の前が明るく成りました。
キリ付きも無く、ドンツキも無く、5000rpm以下での全開さえしなければ、従順なキャブに成りました。

この前のTT100の試乗。市街地を走っていると、此れがTMRかい?と思える程従順です。
昔のVMキャブの扱い易さに、パンチが加わった。要は開け過ぎなけりゃ(ライダーの責任)パンチは出ません(笑)。

あの時は仕事の荷物を積み、乱暴な運転厳禁。
トコトコと走っているST。
あ、ノーマルに戻ったな。

で、追記です。
最近、親しくして戴いている○○○○スピードの社長さん。
行くと2時間以上、話をしてしまいます。
兎に角楽しいのです。
でも・・・・・・・・。

キャブセッティングの話は殆どゼロ。
特に僕のセッティングでの悩みの相談は絶対にしません。

イエ、社長さんを信頼していないのとは違います。
付き合うほどに、信頼出来る人との思いが深まっています。
だから聞きたくない・・・・・。
前にも書きましたよね。推理小説を読んでいる途中で、犯人なんか知らせて欲しくない。

ハイ。無茶意地っ張りです。絶対に聞くものか(笑)。
此れだけのセッティングなら・・・。と成ったなら、一度試乗をお願いします。

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CATEGORY[ST250 TMR]
コメント[ 3 ]TB[ ] 2010年08月17日12:33
昨日、リセッティングしたTMR。本職が時間に終われる状態。精々BLOGのアップ程度(汗)。

試乗は今の本職が終り、アルマイト屋さんへ持って行く時に成りそう。

で、昼食中に考えた。皆さん僕より大きな口径でも、流速不足は起きていないみたい。ナンデ?

で、ピコン。加速ポンプ。僕の今、完全に殺している。

加速ポンプが働けば、流速不足で負圧が稼げず、ガスを吸い出せない。と言うのを誤魔化せる。
あえて、誤魔化すと言わせてもらいます。

此処数ヶ月のTMR。加速ポンプの必要を感じさせなくなって来ました。
正直、幾度と無く、ポンプを使えば・・・・・。ポンプに逃げちゃえば・・・・。常にこの誘惑と戦っていたのです。

殆ど意地でのセッティングでしたね。
でも、ヤット其の意地の効果が出てきたみたいです。

CR時代(加速ポンプの無かった時代)、ワークスでさえ27Φだった意味も何となく理解できましたし。

加速ポンプは有り難いです。でも其れにおぶさってしまうと、本当のジェッティングが出来ない事も感じます。

友人の顔が頭の中に・・。
友『加速ポンプを使うと、チョット狂っていても走っちゃうんだよね。』
名言かも・・。

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CATEGORY[ST250 TMR]
コメント[ 0 ]TB[ ] 2010年08月16日18:56
連日の猛暑日。此の辺は八王子の中でもかなり暑いところ。
そんな日に、クーラーの使えない仕事を・・・・・。

頑張りましたよー。上半身裸で汗びっしょり。

で、頑張った甲斐が有り、18時に今日中の予定の仕事が完成。

疲れた、帰ろうかな?
って成らないんですよねー・・・・。

いそいそと始めました。TMRのセッティング。
昨日の走りのイメージが消えないうちに。
更に、今迄謎だったフルスロットルの不調の原因が判って・・・(大汗)。

単に吸気の流速不足。ハハハ、穴が有ったら入りたい。

楽しい楽しい

今、この状態にするのに面倒って思わないんですよね。
どちらかと言うと、恋人に逢いに行く気分(笑)。

此処を弄れば、昨日感じたあの部分、治るよねー。

昔は、はかない希望と不安をもってのジェッティング。

今はかなりの自信を持ってのジェッティング。
楽しさが全然違います。

でも、最後はやってみなくちゃ判らない。

昨日4速でのフルスロットル。チョットMJでか過ぎないかい。テーパーもきつ過ぎるよね(5速ばかりで試していたので、濃くし過ぎたのです)。

で、今迄なら、MJ交換だけ。

でもTMRのMJを絞ると、低開度にも効いて来る。
その辺のさじ加減をNJをチョイ大きくして対処。

九州は楽しく成りそう。

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CATEGORY[ST250 TMR]
コメント[ 0 ]TB[ ] 2010年08月15日23:28
飲んだ勢いでの戯言です。

でも軽いカルチャーショックを・・・・・。
僕のSTに28ΦのTMRを取り付けたのは、皆さんご存知でしょう。

一般常識から言ってかなりの小口径。
下手すりゃ、モンゴリ(注)系のチューニングパーツ。

そんな28Φを250ccにつけちゃったんですから。

でもね・・・・・・。
負圧キャブが一般に使われなかった時代(歳がバレちゃう、笑)、250ccの単気筒容積に28Φなんて考えられなかった。精々25Φ。下手すりゃ22Φ。

ところが負圧キャブ全盛。何Φつけても平気だもんね。売り上げ貢献にはでっかいキャブが・・・・・。

僕の本職。ハイパワーを売り文句にしているアンプと一緒(大っ嫌い)。

一般のエンジンの使用状況。最大出力回転数の半分以下が極普通。
STの場合は7500rpmが最大出力ですから4000rpm以下での使用が極普通。
4000rpmを超えたら全開を受け付ける筈。

ハハハ、僕が甘かった。

TMRには罪は有りません。レーシングキャブです。4000rpmで全開なんて想定外。

本当に真面目な疑問です。リッターバイク(4気筒)で30Φ以上を組んでいる皆さん。全開チェックはどの様にしているんでしょう?

僕には怖くて出来そうも有りません。STでさえ、結構覚悟を決めてやってます。

此処に・・・・・。
http://hayashilab.syuriken.jp/250aircleaner01.htm

僕にとって理想のエアクリが載っています。

CR26Φでやってしまおうかなー。

(注)モンゴリ系・・。モンキー、ゴリラ、つまりホンダのカブ系のエンジンです。
世の中では名機で通っていますが、僕は・・・・・・・・・。

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