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本当に長い付き合いになったTMR。STだけで無く、2号とシェルパにも付けようと思っている始末。
其れくらい好きに成ってしまったんですね。 で、先日アップした2ポートの場合のセッティング。 最近は布団に入っても考えている始末。重病なのは判っているんだけど、治療しようとは絶対に思わないし、益々重病に成っている事を喜んでいる様だし・・・・・。 で、2ポートのバイパスポート、アイドリング時は此処からエアーを吸います。 此れって拙くない? つまりPAJでのコントロールが出来ないって事に。 今迄の症状を考えると、こいつが原因と考えると合点が行く。 で、昔考えた答えに・・・・。 バイパスポートを詰めちまえ。 実際にハタカブの純正キャブ、バイパスポートを詰めちまったら、ナントも従順なキャブに。 今でも、STのドン付きがゼロかと聞かれると・・・・・・。 考えるとあのポート、エアーを吸ったり、逆に混合気を出したり。 で、この切り替えポイント。此処でドン付きが出るんじゃないかと・・。 切り替えをさせないで済ませるにはPSを思い切って絞る事。 そうすりゃ、パイロット系の通路は負圧に成らないので、バイパスからエアーを吸わない。 結果、切り替えが無くなるので、ドン付き解消。 あまりにも辻褄が合ってしまって・・・・・。 まあ、その実験がしたくて4連のTMRを買ってしまったんだし。 ヤルカ。 PR |
長いですよね。僕とTMRの付き合い。三年と九ヶ月。
まだ完璧とは言えないので、僕の腕もたかが知れていると・・・。 でもね・・・・・・・。 半年位前かなー。友人との会話。 ピ『低回転で高負荷(急坂の登り)なんかでスロットルを開けるとキリつくんだよね。』 友『そんなの当たり前じゃない。』 そう、其れを当たり前って思ったら、前進しません。 其処で止まってしまう。ピンキー君しつこい(笑)。 加速ポンプの誘惑に負けないで、セッティングの繰り返し。その過程で、あの計算式PAJ÷PJに行き当たったんですね。 其れ迄は、PJ(PAJ)だけを換えたんで、変に濃過ぎたり薄過ぎたり・・。 PJとPAJを同時に換える様にしたら、パイロット系の影響範囲が非常に判って来たんです。 PSも結構開けた所(1/4)辺りまで効いてくるって。 つまり、TMRの1/4。パイロット系が全て効いて、針のストレートが効いて、勿論クリップ位置も、更にNJが効いて、MJ迄効いてくる。 コリャ、悩んで当たり前。 単なるデーターを取るだけなら、何処を弄って調整しても、数値上は良いAF値を指すだろうけど、何処を絞った(開放した)かで、エンジンフィーリングは別物。 最近はあの数値の幅もだいぶ狭まり・・・・(申し訳ないですが具体的な数値は書きません。意地悪ではないのです。僕の数値で変な先入観を持たせて、遠回りさせるのが怖いのです)。 そんな感じで、つまって来たTMR。 前の条件でのキリ付きが解消したんですね。 意地悪をしても絶対に出ません。 と言って、プラグは綺麗に焼けていますし。 諦めって最低の判断。って有る人が言っていましたが、同感。 出来ないって思ったら、出来る物も出来なく成ります。 何とかしてやる。コケの一念岩おも通す。ですね(笑)。 で、昨日、チョット遠くへ行きました。仕事ですよー。 途中、100km/hでの走行。車は多いし、道路はコーナーの連続、路面も荒れている。 此処での安定性、ウソッ。ガシッとした安定性を手に入れてしまったんです。 ガシッて安定しているのに、車線変更も意の侭。 原因にはあのボルトしか考えられないし・・・・。 低速でのハンドリングの向上よりも、この方が顕著。 昨日、来られたmotさんにも試乗を・・。 感想は、普通に走れる。要は慣れていない人のバイクでも普通に走れる。 そうなんです。このハンドリングが判ったら、此れが普通、今迄のは変。 人間、贅沢には直ぐ慣れる。でもこのハンドリング、贅沢ではなく普通。 明日も行くので5週連続と言う・・・・(大汗)。 追記です。 例の計算式でPJとPAJを換え、若干狂っていると成った場合はPJを弄らずにPAJで微調整をします。 あの計算式に気付いたのも、加速ポンプを使わなかった所為なんですね。 勘違いされている方がいるかも知れませんが、加速ポンプを最後まで使わない。と意地を張っている訳ではないんです。 加速ポンプを使ってしまうと、ジェッティングが判らなく成ってしまうんですね。 非常にファジーな加速ポンプです。加速ポンプの所為かジェッティングの所為か?判断に悩むと思うんですね。 其れでなくても沢山のジェットが複雑に絡んでくるTMR。 考えなくてはいけない部分を出来るだけ単純化する。判らない部分を出来るだけ少なくする。 その為のポンプ殺しです。 尤も、今の状態ですとポンプを使う事はなさそうですが。 |
先日の浅川さん詣で。実はキャブセッティングもチョイ変えて有ったんですね。
非常に良い感じ。でもねーーーーー。 ピンキー君は非常に欲張り。前よりは良い、程度では満足しないんですね。 市街地走行と言っても、片道1時間以上。シチュエーションも色々と豊富。 信号グランプリを大型スクーターと楽しんだり(笑)。 スクーターってバカに出来ないんですよね。シフトが要らないので、一直線に加速します。 ST君、必死(笑)。 市街地と言っても、超大型団地の中の3車線道路。車は少なく楽しめます。 で、感じた事は、全開近くがチョイ薄い。チョイ開けから1/2辺りまで、薄いのか濃いのか・・?要は、最適値とは僅かにずれている。 帰ってから、プラグのチェック。 中心電極の先端。見事に綺麗な焼け。 中心電極の碍子部、薄っすらと汚れが・・・。 外周部の金属部分、カーボンは無いが黒い。 MJの小さいのは当たり。チョイ開けから1/2は濃いと判断。 確かに、エンブレ時のアフターバーンが全然出なかったし。 さて、何処を弄るか・・? MJを大きくするのは迷わない。で、問題はTMRはMJがアイドリングから効く。 今でも濃い部分が、更に濃く成る。 で、今回の手法。 パイロット系は弄らず、メイン系を絞る事に。 チョイ開けから(煩く言うとアイドリングから)1/2まで効くのはNJ。NJを1段絞ると、ストレート部が薄く成り過ぎる。 其処で、針のストレート部も1段細く。 このセッティング(NJを一段絞り、針のストレートも1段細く)をすると、隙間は変わらないけど、断面積は若干小さくなるので、ストレート部は僅かながら薄く。 今回の変更場所は、MJとNJとJNの3箇所を同時変更。 自分でも慣れたものと感心。TMRは1箇所の変更だと必ずバランスが崩れます。 この辺が、TMRの変な迷信を生んでいるとも。 でも、合って来たTMRはかなり魅力的なキャブ。 正直、2号もさっさとTMRに変えちまうかと迷っているし。 |
先のブログを書きながら、もう一度走ったフィーリングを思い出します。
気持ちの殆どがパッドに行っていたので、キャブの状態を色々と思い出すと・・・・・・。 確かに1/2以下は薄かった。でも・・・・・・・。 公道を普通に走る分には、1/2以上のスロットルは殆ど不要です。 で、どうしても1/2以下が意識に残るんですね。 よくよく思い出すと・・・・・・。 あるシチュエーション。わき道からメインルートに入る。信号は無いので、メインルートの車の隙間を狙って発進。メインルートの車の流れは速いので、其れ成りの加速が必要。 この時は3/4まで開けたぞー(キッチリとスロットルを見ています、笑)。 その時の感触。薄かった。 成る程ねー。エーーーーー、パイロット系のスローポート(バイパスポート)。確かに小開度への影響度が大ですけど、それ以上でも噴いているんですね。 只、メイン系の噴きの方が絶対量は多いので、影響度は微妙。 今回PAJを大きくしてアイドルポートを薄くして、その部分は成功。 序に、スローポートも薄くなり・・・・・・。 そうなんですね、全ての開度でスローポートからの噴出ガスが薄く成ったんです(全開迄)。 この感じは、MJじゃ無いかい? 一番交換の楽なMJ。気楽に2,5番大きい物に。 僕のST。MJの2,5番に大きく反応します。MAJを生かす前は、此れで(反応し過ぎで)困っていたんですが、MAJが生きた今は、中間が出せるので楽チン。 今日の試乗は無理。明日のチェックでどうなりますか・・? |
暫らくアップしていませんでした、TMRネタ。イエ、何もしていなかったんでは無いんですよ。
裏磐梯ツーリングで見せた、良い点と拙い点。 良い所は其の侭で、チョット見せた拙い点を治せないかと・・・・・。 今年の春にマフラーを変えましたから、以前のデーターは殆ど当てに出来なく成ったんですね。 と言って、前のマフラーには戻したくないですし・・。 で、一昨日のセッティング。略決まっていたと思うパイロット系をもう一度弄ったのです。 最初から書きますと、まず針のテーパー角度を換えました。キツイ角度にです。 クリップ位置が2段で、テーパー角度も一番緩い物が入っていたんです。 28Φですから、全開でも針がジェット(NJ)から出切らないんですね。 結果MJでの調整に無理が出たのです。 MJを絞る方には効きますが、大き方向へは針の先端が邪魔をしてMJを大きくしても効果が少ない(殆ど出ない)と言う拙い状態だったのです。 で、針のテーパーを中間にしました(TMRのスモールボディの針テーパーは3種類)。 無茶濃く成るのは判っているので、MJも同時に12,5番絞り(この辺は過去のデーターで判っています)。 走ると全開はOK。中間で濃い。承知で弄ったんですね。 で、針のテーパーを戻すのでは意味が無い。この場合テーパー部を薄くするパーツ。 ハイ、ミクニには有るセッティングパーツ。NJです。ミクニの取説では針のストレートと同じ、って書いて有りますが大嘘。 考えれば判りますよね。テーパー部の太い部分では十分に効くのです。 テーパーの細い部分はMJで調整できますし。 で、NJを1ランク絞りました。この侭ではストレート部も絞られるので、針のストレート部もワンランク細く。 この状態で試乗。1/2から上の廻り方。STじゃ無い。特に5000rpm以上は街中では危ない(笑)。 でもですね。1/2以下はだらしなく(トルクが薄い)・・・。 完全に薄過ぎです。 針のストレートを更に細くしたら、今度は濃過ぎるのも判っていますし・・・。 で、暫らく振りにパイロット系に目を付けたのですね。 PJを大きく(2.5番)しました。 で、以前でしたらPJ(PAJ)だけの交換でしたが、最近気にしているPJとPAJの割合。 どうも、一定の割合で上下しないと拙い様な・・・・・。 電卓片手にPAJの値を計算。 20番のPJに対しては97.5番。 今迄は17.5番に対して85番でした。 PAJ÷PJの価が4,6~5,2辺りに適正値が有る様なんですね。 ちなみに大きい方が薄く成ります。加速ポンプを使うなら、薄めで行けると思います。 此れで走ったら・・・・・・。 TMRのパイロット系、1/2辺りまで効くんですね。 チョイ開けから1/2迄の薄さが解消。 正直、この辺は針のストレートって思っていました。まさかパイロットが此処迄・・・・・・(過去は、PJだけの変更だったので巧く行かなかった)。 この辺が、2ポートの難しさと思っています。 アイドルポートは、PSで調整をする事が出来ますが、スローポート(バイパスポート)からの噴出量はジェットでの調整だけです。 このスローポートからの噴出が、1/2迄効いてしまっている様なんです。 この辺の部分(全閉から1/2)。影響するパートが(PJ,PAJ,NJ,JN)、かなりの部分でダブっています(アイドリングと微開はPS)。 AF値ではどこかを濃くし、別で薄めて辻褄合わせが出来ますが、何処がガスを送っているかで、エンジンフィーリングは別物。 プラグの焼けでも、判らない部分と思っています。 兎に角、試すしかないんですね。 今回の収穫。1/2迄はパイロット系(スローポート)がかなり影響する。 1/2まで、パイロット系とメイン系の供給割合を適正にするのがTMRの肝かも・・? 今の問題点は、只一つ。アイドリングが濃い。 ジャー、PSを締めれば・・・・。 今のPSの位置。たった3/4戻し。 PSでは無理。PAJ(2.5番)での調整と踏んでいます。 まあ、結論はやってみないと判らない。いつも此れだけですね(笑)。 前にも書きましたが、濃い場合には(薄い場合にも)二通り、AF値が濃い場合と、混合気の絶対量が多過ぎる場合。 この言葉を雑誌で見つけなかったら、今のセッティングは出来ませんでした。 その記事の執筆者は、浅川さん。感謝です。 |
先日の裏磐梯ツーリング。
行く前日にTMRのリセッティング。試走もなしでのぶっつけ本番。 イヤ、良かったんですね。シフトダウンでのブリッピングが気持ち良いくらい決まって・・。 勿論、スロットルを大きく開けると気持ちの良い回転上昇。 本当に煮詰まってきたな。と思っていたのに・・・・。 マイペースで走る時には気付かなかった。 磐梯吾妻スカイラインの登り。ビックバイクを追いかけると言う、とんでもシチュエーション。 必然的に、スロットルの扱いがラフに・・・・・。エンジン回転は6000前後でのスロットルの急激なオン、オフ。 影をひそめていたドン付きが・・・・・・。 普段の自分よりも速い速度でのドン付き。イヤですよねー。 それ以外は従順だったTMR。 帰って来てつい欲張ってしまい・・・・・・。 あのシチュエーションでも柔らかいツキを。 欲望にはキリが有りません。 パイロット系を絞り、メイン系(特に針のストレート部を)を濃くセッティング。 どの様な組み合わせをしても、裏磐梯での気持ちの良い回転上昇を味わえない。 クッソーですよね。 悔しいけど、裏磐梯と同じセッティングに戻す。 もう一度、意地悪なスロットルワークで、ドン付きを引き出す。 此れさえしなければ、本当に従順なTMRに成っています。 ウーーーーーーン。 先はまだまだ長いかな? と言いながら、またチョイ弄りました。 試乗は明日(M氏も一緒に楽しむ予定)。 |
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