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『日も傾いた今日の夕方。
僕は例のショップの入り口で外を見ている。 予定よりも長い時間が経ち・・・・・・。 タカタカタカと元気の良い排気音が近付いて来て・・・・・。 社長がニコニコしながら帰ってきた。 ピ『どうですか?』 社『先入観を入れない方がいいだろう、笑』 やられたー。僕が本職で何時も気にしている事。 ピ『ブレーキの感じはどうですか?』 社『良いんじゃない。フロントをロックさせて滑らせて遊んだよ。』 僕は大喜び。その気にさせるブレーキと足廻りの証拠。 僕にはそのテクニックは無いけど・・・。』 本日臨時休業。と言うか定休日が無いんですからご勘弁を・・m(__)m 先日アップしましたとおり、ST君のステアリングベアリング交換と、フォークのオーバーホール。 一番怖いのが、社長のSTの試乗。 嬉しさ半分、怖さ半分の心境で行きました。 普段偉そうに言っていても、其れ成りの人に乗られるのは怖いんです。 約束時間丁度に到着。 バラす前に、現状を把握。早速社長が試乗へ・・。 10数分その辺を廻ってきた社長。 恐る恐る ピ『どうですか?』 社『ST250って初めて乗ったけど、此れも有りだなって。軽量車だけどビックとは違った面白さで、正直チョット欲しくなったよ。』 ピ『フーーーーー・・・・。』 不安が取れました。 早速、フロント周りの分解。 二人でするととっても楽。手が4本のありがたさをしみじみと(笑)。 勿論僕の役目は、落ちそうな部品の支え役。 社『今日はピンキーさんだけに1日空けといたから。』 ピンキー君、最敬礼。 フォークが外れ、ベアリングの打ち抜き。 専用工具で一発で抜く。 間違っても、鉄の丸棒で内側を叩く、なんて技は使わない。 あの方法。ベアリングが斜めに抜けるので、ヘッドパイプの内側を痛める可能性大。 あそこを痛めたら、フレーム交換。 社長の言葉。 『バイク屋に持ち込んで、そんな作業をされたら、其処で止めて、バイクを引き上げた方が良いよ。』 打ち込みも専用工具でドンッ。 ヤハリ、素人作業はNG。 外したフォークの分解。 新しいパーツは洗浄を済ませてかごの中。 作業前に其れを見て、ヤハリプロ。 分解したフォーク。 本当にどうして?と思う程洗浄を繰り返す。 外した消耗パーツの痛みは少なく、インナーチューブの状態の良いのを褒められて、ピンキー君有頂天。 兎に角、組む時間の何倍も掛けて、部品洗浄。 シール類はオイルに漬けて、馴染ませている。 あれ程の人が、ベアリング交換とフォークのオーバーホールに実働5時間以上掛けているのを見て感動。 任せて良かった。 今迄、僕の作業は時間が掛かり過ぎると思っていたけど、マダマダだった。 僕がするなら、フォークのオーバーホールに1日掛けても遅くは無い。 きちっとした、専用工具を使っても此れだけの時間。 完成したSTを社長が直ぐに試乗。 此れが最初の部分です。 朝の試乗の時よりも、元気な排気音で帰ってきたので、僕もニコニコ。 帰りの試乗は楽しみいっぱい。 一番先に気が付いたのが、フロントが高くなった。 原因はスプリングの交換。 自由長は新旧まったく同じ。 でも、へたっているのが考えられるので、交換。 正解でした。最近フォークの入りが早いのは、スプリングの所為。 ハハ。ダンパー調整しないで良かった。 この感じだと、僕の乗り方では20000kmが限界のよう。 ステアリング。ベアリングは消耗品と言うのをイヤでも判らせてくれました。 でも、前が上がってしまったので、もう一度セッティングはやり直し。 ダンパーはスライドメタルが新しいので、若干のフリクションを感じる。 まあ、新品のフォークに成ってしまったのだから、仕方がないか。 でも、フロントをロックさせて滑らせて遊ぶなんて・・・・・。 羨ましいなー・・。 |
ふと思ったら、今年に成ってバイクに工具を一度も使っていない。まあ一般のバイクファンでは当たり前かもしれないけれど、僕の場合はウッソーーーーーー。
と、ここまで書いて思い出した。ハタカブ、オイル交換したっけ。でもあんなの弄ったとは言えないレベル。と言う事でシカト。 そろそろ弄りたい。 今一番弄りたいのは、ST君のキャブジェッティング。でもパーツの入荷待ち。 そう言えばフォークのオイル、7000km以上換えていない。 前回のオイル交換でセッティングの見直しも見えて来たし、ブレーキ廻りの整備と一部チューンアップも部品は揃っている。 でも、最近STのミッション、シフトがやっとスムーズに。初期慣らしが済んで来た感じです。 走行距離16000km弱。コレからが本番を感じさせてくれるST君。 なんとか時間を作って、フォークのリセッティングとブレーキ廻りを弄ってやるからね。 |
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