今月末の予定だったのに・・・・・・・。
今日の仕事は、本職の方の図面引き。
頑張り過ぎて、早く終わってしまった。
其の図面で、作る物の材料が手に入らない(皆さん、まだ休み)。
と言う事で、堂々とキャブが弄れます(長い言い訳、汗)。
TMRを散々弄くって、JNの交換頻度はかなりのもの。
止めるネジが心配で、スペアも買って有ります。
で、CR。
レースでの0.1秒を争うシーンで、これ程素早くJNを交換出来るキャブは無いでしょうね。
その代わり、リスクも。
JNを押さえているのは、一本のレバー
緑の矢印がそのレバー。肉厚も薄くて頼りない。
さらに、そのレバーを回転させる支点が、赤矢印のリベットです。
レース毎に交換が条件なのでしょう。
どう見ても、長期の使用で、ガタが出てくるのは必至。
何とかしたいな・・。
最近知り合った、CRの先輩。メールのやり取りで、ヤハリガタが出ると言う。
で、今回はもう一つ。
ニードルのクリップ位置。1/2段での調整をしたい。
今迄は、ニードルのクリップの下にスペーサーを噛ませて、調整をしていたのだけれど、元々弱いレバーへ、更に負担を掛けてしまう。
何とかしなくちゃ。
と言って、不勉強のピンキー君です。
スロットルの筒と、上部のリンクプレートを外したのは、今日が初めてだったりして・・・・(大汗)。
プレートを外したスロットル上部。ニードルのクリップを押さえる部分が平面では有りません。
平面の方が押さえは効くのですが、ニードルは有る程度自由に動かした方が良い、との意見も有ったりして、優柔不断です。
取り合えず此の侭。
ニードル押さえを、この様に作りました。
材料はアルミの6063。6mmの角棒です。
この6000番台のアルミは、僕のお気に入り。
結構色々な所に使え、腐食に強く、強度はジュラよりは落ちますが、5000番台より有ります。
中央の逃げは、1/2段の調整スペーサーを入れる為。
遠視(老眼とも言う)で見えない目に鞭を打ち、測ったニードルのクリップ距離。
1段、0.8mmでした。
と言う事は、0.4mmのスペーサーを作ればグー。
フラットのホルダーで、若干(0.1mm強)のガタを感じましたので、ホルダーの逃げは0.3mmです。
ハタカブでも作ったスペーサー。テフロンで作ろうとしたら旋盤が他の仕事のセッティング。
遊びの為に、セッティングを変える訳にも行かず・・・・・・。
物は試しと、手持ちの3mmの平ワッシャーの厚みを測ったら、ドンピシャ0.4mm
。
テフロンと違い、他の部品の磨耗が心配ですけど取り合えず。
こんな感じで組み上がりました。ニードルのガタも丁度良い感じ。
実際に動かして、リンク周りにゴチンコすると、ギャラリーには楽しい出来事。
楽しませてたまるか・・・・。
全閉位置です。
ハーフ位置。
全開。
無事テストは終了。
此れで遠慮なく、ニードルの調整が出来ますね。
[1回]