この様な生活をしてますと、ネタが無い(大汗)。
なんせ、右手での高負荷(中負荷も)での仕事はご法度。
仕事もバイク弄りも、結構体力勝負が多いのですね。
そんな時、もう此処のブログで、知らない人はもぐりではないかと言う、暇主婦さんからネタを貰えました(笑)。
ぼくも結構自信が有るんですけど、彼女の行動力には、頭が下がります。
女の子の甘えが全然無いんですね。
彼女の昨日のブログに、ソケットハンドルが載っていました。
『ヘー、良い物見つけたな。』って思ったもんですから、チョット取り上げて見ます。

僕の持っている9.5mmソケットハンドル二本。
上が日本製のKTC。
下が、御馴染みスナップオン。
僕は、バイク弄りの時にはこのどちらも殆ど使わないんですね。14mm以下でしたらラチェットハンドル。14mm以下でラチェットで緩まなかったら、完全にオーバートルク。
締める時も、この長いハンドルではオーバートルクにし易いんですね。
長年、工具に親しんでいますと、トルクレンチは殆ど使いません。
17mm以上はメガネを主流に使います。ソケットはオフセットが大きいので、高トルクは怖いんです。
結果、このハンドルの出番は殆ど有りません。
実は、バイク弄りではなく、本職の旋盤で使うのです。
チャックの爪の付け替えに使うのです。
最初はKTCで頑張っていました。
旋盤の爪の締め付けトルクは高トルク。
KTCのハンドルでこの作業をしますと、グニャっと言った嫌な感触を感じたのです。
ハンドルの二股が開いているな。そう感じた僕は、すぐにスナップオンに電話。
写真のハンドルを持って来てもらいました。
使ってみると、思った通り。嫌な感触がない。で、驚いたのがKTCのハンドルだと力いっぱい緩めないと緩まないボルトが、スナップオンだと簡単に緩むのです。
ハンドルが長いので、其の所為かと思い、KTCと同じ位置に手を掛けても同じです。

この二本の違い。ヘッドの二股部が逆なのですね。
KTCはヘッド側が二股。スナップオンはハンドル側です。
この方が肉を稼げるので強度が出るんですね。
あの時のスナップオンのセールス。ハンドル側が二股はスナップオンだけです。
って言っていたから、暇主婦さんのもスナップオン?。
二股の内角もKTCは略直角。スナップオンは内アールが付いています。

僕の普段の使い方。ヘキサゴンヘッドでの使用です。
ラチェットハンドルでは一切役に立たない、高トルクでの使用です。
ハンドルを換えてから、安心して作業をしています。
追記。最近のメーカー出荷時のネジ。完全にオーバートルク。STも例外では有りません。
結果、出荷時のネジを緩める時だけは、ラチェットハンドルは使わないで、このハンドルを愛用しています。
旋盤での使用は此処にアップしています。
http://hayashilab.blog.shinobi.jp/Entry/190/
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