此処1週間以上。フライスと旋盤仕事。立ち仕事ですし、姿勢も褒められた姿では無いです。
ご存知の様に僕の右足は少々不自由。結果、チョットオーバー気味の体重の殆どを、左足が受けてしまうんですね。
左足痛を堪えながら頑張っていましたが、チョット休憩。昨日入る予定だった部品も入荷が遅れ、仕方ないか・・。
座った侭で出来る作業は・・・・・・・。
図面引き。と言って本職のチョイ休み時間で出来上がる図面でないと無理。
図面引きの鉄則。引き終わる迄、他の仕事に手を付けない。
で、チョイの間に引ける図面。へへへ・・・・・。
新しいクランクケース減圧バルブ。構造は以前のと一緒です。
何が違うかと言いますと・・・・。
左が今使っている鋼球。10mmの直径です。
内圧変動の大きな単気筒エンジンは、この鋼球も持ち上げてしまいます。
小排気量のハタカブでさえもですから驚きです。
STも同じ鋼球で働かせました。
で、2号(BM)。排気量が大きいですから、ボールの直径を大きくしたい。
直径を倍にすると重量は・・・・・・・・。
流石のボクサーエンジンでもきつかろう。
で、今回2号用に写真のナイロンボールを入手したのです。
最初から2号で実験したのでは、鋼球との差が判らない。
STで実験・・・・・。
予定では更に負圧は稼げる筈。(注1)
ナイロン球の直径は略倍の19mm。
手で持って二つの重量を見ますと差が感じられません。
オイオイ・・・。
流石・・。見事に二つの球の重量はピッタシカンカン。
直径の大きい分だけ内圧を受ける面積は増えます。
と言う事は、ナイロン球の方が低い圧力で動作をします。
更に開く隙間も大きいですから、排出する気体の量も増える。
更にクランクケース内は負圧に成る・・・・。
捕らぬ狸の皮算用にならなきゃ良いけど・・・。
注1。
単気筒を愛用している方は、単気筒独特の鼓動感を楽しんでいると思います。
僕の今迄の経験で、負圧を稼ぐ程クルージング時の鼓動感は希薄に成ります。早い話、何気筒か判らない回り方に成ります(ブーーーンと廻っているだけ)。
スロットルを開ければ鼓動感は出ます。
此の辺の理由は想像出来ているのですが、長くなりますので・・。
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