仕事が忙しかったり、店の前が工事中でSTを出せなかったり・・・・・。
欲求不満は爆発寸前。
昨日の夕方で、店の前の部分は終わったみたい。
と言っても、昨日は仕事に気合が入り・・・・・・。
今日は朝一で銀行へ。チョット遠くの銀行です。
帰りは遠回り。何時もの大垂水。
なんせ、市街地走行でしかTT100を判断していない。
まあ、今時、トンでもない極太タイヤでも履かなければ、問題の起き難いシチュエーションです。
更にTT100はとんがり断面。つまり直進時や軽いバンクでは接地面積が狭く、細いタイヤと同じなんですね。
市街地は、絶対に細いタイヤが走り良いのです。
軽く皮むきを兼ねての走りでした。
帰ってすぐのTT100。
まだ十分に寝かしていませんね。
まあ、チョット・・・・・・。
話は飛んで、僕がタイヤに求めるのはツーリングでの安全性。
これって結構大変なんです。あらゆるシチュエーションで80点以上を求めますので。
今日、銀行へ行く途中。バイク乗りなら嫌いですよね。水切りの縦溝。
笹子トンネルの中にまで掘ってあり、結構恐怖。
ツーリング先のワィンディング。シッカリと縦溝。其処を走り慣れている地元の4輪に煽られると・・・・・・。
と言う事で、この縦溝で振られない事も、僕には重要項目。
現在持っているバイク3台。全車縦溝には目一杯強いタイヤを履いてます。
M45も勿論全然平気。
TT100。しっかり振られました。あのパターンでは弱いかな?と思っていた通り(国産タイヤで強いのを知りません、勿論海外のタイヤでもダメな物はダメです)。
此れでマイナス○○点(笑)。
銀行の用事も終り、津久井湖廻りで大垂水。
タイトな右Uターン。M45よりし易いけど、接地感が弱い。
大垂水に入る前の田舎のワィンディング。ウーーーーン。速度によって接地感が変わるんですね。要は、スピードが上がる程、接地感が弱く成ります。
さて、大垂水。コーナーの深さは頭脳にインプット済み。
と言って、コーナーを抜けたら駐車している車。なんてのも有りますので、あくまで公道スピード。
軽く寝かしているうちは極普通。チョイ深く寝かそうとしたら・・・・。
とんがり断面のタイヤのクセが・・・・(ハタカブのタイヤにも有る)。
バンク角によってハンドリングが変わるんですね。
特にとんがり部分から、斜めの広い部分に掛かるタイミングで。
フラッと倒れこもうとします。(注1)
此れは結構怖い(ハタカブは絶対速度が低いので平気、笑)。
其処を過ぎて、思いっ切り寝かしちゃえば平気と判っていても・・・・・。
最近のタイヤ。断面が丸いですよね。つまりこの性格を持たせない為と思っています。
とんがり断面を最初にやったのは英国ダンロップ。
直進では転がり抵抗を少なく(接地面積を小さく)、寝かすとグリップ力を稼ぐように(接地面積を増やす)と当時聞きました。
対するM45。断面はまん丸。つまり寝かしても起こしても接地面積は変わり難い。
つまり、バンク角によってハンドリングの変化が少ないんですね。
実際に走っている時、タイヤへの関心はゼロ。これって結構大切です。
タイヤと相談しながら走るって、結構疲れますから。
メーカーの言い分と逆の結果が出た両タイヤ。
市街地走行をターゲットと言っていたM45は、市街地よりもワィンディングが得意。
スポーツラィンディングを謳っていたTT100は市街地が得意。
まあ、メーカーの謳い文句なんてこんなものですが。
あ、其れともう一つ。パターンの山の高いTT100は横剛性の低さも・・・。山が高くてコンパウンドが柔らかく、山の横幅が狭いんですから仕方が無いですよね。
今のタイヤでは珍しく成った、ナイフカットも剛性を下げていると思います。
でも、今のタイヤ。ナイフカット無しでもウェットでシッカリグリップするの、不思議です。
M45も昔の感覚では、このパターンでは雨の日大変だよね。のパターンです。ブロックが大きくナイフカットゼロですから。
コンパウンドの進化でしょうね。
(注1)。
実は僕のラィンディング。軽いハングオフです。軽くお尻を内側にずらします。
で、このずらすタイミングと、TT100のフラッと来るタイミングが合うんですね。ハングオフなんて止せよと言っているみたいに。
途中で意識して、リーンウィズ、時にはリーンアウト。
この方が走り易いタイヤです。
そう言えば、一週間ぐらい前ですかね。ST250でネット検索。
あるバイク業界の方のBLOGに当たりました。
不人気車のSTを結構褒めているんですね。基本的に良く出来たバイクで、ジックリ付き合えると。
初心者の友人にも結構勧めているらしい。
で、驚いたのがSTのハンドリングの評価。『ハングオフ(ハングオン)で走ると結構面白い。』
其の文章に、僕はニヤッ。
あ、判っているでしょうけど、あくまでも僕のSTに履いて僕が乗った場合のインプレッションです。
タイヤの好みは本当に人によって全然違います。
もう一つ。M45の高速直進安定性に若干の不満。
って書きましたけど、基本的にM45の責任ではないと思っています。
STのアライメント。
最近のバイクらしく、結構キャスターは立っています。スィングアームも長く、エンジンの位置は結構前方。
つまり前後の重量バランス、キャスター角。最近のマシン其の侭と思っています。
で、問題が・・・・・・。
トレールが少ないんですね(最近のマシンは安定性確保にトレールが大きい)。
メーカーは、初心者の街中での取り回しを重視。と謳っています。
その結果のトレールの縮小。
確かに低速での取り回しには絶対に有利。
でも、ある程度のスピードでのコーナリングや高速安定性は犠牲に成ってしまうのです。
僕の2号(80)。標準より、トレールを10mm増やしています。
キャスターを立てたクイック過ぎの調整なんです。
正直買った直後から、STの三叉。作り直したかったんですね。
オフセットを8~10mm程減らすと丁度良く成ると思うのですが・・・。
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