やっと数日前から動き出したST君。キャブを弄るには毎日乗ると判り易い。
3週間前の走りで気が付いたリセッティング(PJの交換とJNのクリップ位置変更)を施すと、それなりに正解。
で、その後の走った感覚ではアイドリング時はほんのちょい濃い。開け始めはほんのちょい薄いと言うもの。
実は最近気が付いてきたのですが、アイドルポート(AP)とスローポート(SP)の関係。
おさらいで説明しますとアイドリング時はAPからガスを吹きます。ここから吹くガスの量はパイロットスクリュー(PS)で調整。
スロットルを若干開けると、バタフライバルブ真下のSPからも噴出します。
問題はAPもSPもキャブ内部では繋がっていて、絶対量はパイロットジェット(PJ)とパイロットエアージェット(PAJ)で決められている事です。
と言う事は、PSを開けるとAPからの量が増えSPからは減ってしまうんじゃないかな?
今の症状はアイドリングが濃い(APからの量が多い)。開け始めは薄い(SPからは少ない)。
上の考え方を適用するとPSを閉めれば巧く行く筈。
早速実行。
27/8戻していたPSを25/8戻しに変更。チョット調整量が多いかな?とも思いましたが、最適量は行き過ぎないと判らない。
で、昨夜の帰宅(ここ数日はSTで通勤)。最初の不満がなくなり、開け始めのトルクが出て来て、乗り易くて楽しい。開け始めのドンつきも激減。
もうしばらく、ノーマルキャブとの付き合いは続きそうです。
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