昔、竹槍出っ歯なんて暴走族の間で流行りましたが、さすがに僕はやりません(笑)。
例の傷ついたマフラーを使って、抜けの調整をする事にしました。
入り口から穴を開けるのですが、出口は開けないで入り口だけで実験です(今付いているマフラーは出口に穴を開けています)。
出口だけと入り口だけでどう違うか?また、両方開けたらどうなるのか?
兎に角、一つ一つ確認しながらが、結局は近道に成ります。
入り口から覗くと、中の深いところで穴は塞がっていて、パイプの周りにパンチングで穴が開いています。
つまり流れは此処で360°方向に分散。流速は急激に落ち排気効率は?
竹槍(45Cの丸棒12Φを竹槍状に研磨、焼入れをしました)を差込み、ハンマーでゴンゴン。
穴が開かずにパイプエンドの蓋が半分取れ、まあいいか・・。
早速試乗。
で、結果。ノーマルよりは良いが、出口に開けた物よりは抜けが悪い。
と言う結果でした。
成る程、成る程。出口も開けなきゃ駄目ね。アイドリングもエンストし易いノーマルの雰囲気。
出口も竹槍でエイヤッ。出口の穴の中の深い所の遮蔽板に穴を開けます(外見はまったく変わりません)。此処は今迄と同じ。
またもや試乗。
で、エンジンを掛けて驚いた。アイドリングが100rpmも上がってしまった。『このマフラー、排気抵抗は半端じゃない。一番排気の少ないアイドリングでも抵抗に成っている。これじゃスロットル全開を受け付けない筈。』
早速走り出す。
ウンウン、ニコニコ。で、排気音が五月蝿く成っていません。もうチョイ開けても良い感じ。
今度は入り口の蓋の奥に見える遮蔽板に更に穴を。
エンジンを掛けたらレスポンスが良く成った。
これは期待。と早速試乗。
今迄で一番良い。排気音も五月蝿く成っていないし、一番心配したアフターバーンもゼロ。
スロットル全閉でコーナーに入って行く時のエンブレは、まるでマルチの様。安心してスロットルを全閉に出来ます。
まだ、完全な詰めには程遠いでしょうけど、単コロの鼓動感も出て来ました。
排気音が五月蝿く成っていないのも嬉しいです。
でも、当分傷付いたマフラーでの走行に成るので、見た人、コケタと思うだろうなー・・・(汗)。
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