いっぺんに書くと、ネタが尽きちゃうので続編です(汗)。
STのサービスマニュアルのキャブ断面図。スローポートが書いて有りません。ウッソーー。まさか無いんじゃないよね。バタフライバルブは可変ベンチュリーの様な細かな調整は苦手。バタフライバルブの真下に2~3個のスローポートを開けてやらないと、スロットルの開け始めがギクシャクしてしまいます(ハタカブは逆にスローポートを埋めてしまいましたが)。
キャブを外した時でないと確認は無理。そーっとスロットルを開けたら有りました有りました、3個も。其れも位置にはかなり気を使ったみたいで、不規則に並んでいます。此処の穴から出る混合気は、パイロットジェットとパイロットエアージェットで計量したガスと空気との混合気で、パイロットスクリューに関係なく吹き出すのです。ジェットの選択だけでのコントロールが要求されます。
で、ST君のキャブレター(たまには思いっ切り誉めないと、笑)。標準キャブでは珍しく、パイロットエアージェットが交換できるのです(エライ)。標準キャブでは今迄見た事が有りません。此処が弄れるかどうかで、これからのセッティングが丸っ切り変わって来ます。とっても楽に成るのです。でもジェットの種類はどうするのかですか?ヘヘヘ・・・・。対策済み。 で、続く。
写真では2個の穴しか見えません。もうチョイスロットルを開けると3個目のポートが顔を出します。
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