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よくもマア飽きもせずに、1年以上弄くっています。
ノーマルキャブよりも長く接しているのに気付きアゼン。 もう14000kmも付き合ってきたのです。 でも、レーシングキャブのクセに耐久性は一流のようで、セッティングパーツ以外、用心で換えた物(ガスケット類)は有りますが、その他は一切換えていません。 大した物です。 で、これだけ弄ってきて、自分の頭を整理する為に。 1)MJ。 今迄のキャブは単独で考えられました。しかし、こいつは違う。キャブボディーサイズが色々有るのに、針の長さは皆一緒。 つまり、スロットルが全開の時、ニードルがメインの吐き出し口に残る長さが長いのです。 今迄、これで散々手こずりました。全開で薄い。一般ならMJを大きくします。28Φはもう一つ原因が有るのです。残っているニードル先端の径。 針のテーパーをきつくしたら(先端を細くしたら)MJが絞れました。今までのキャブの感覚なら、全開では針の影響は略ゼロですが、TMRは大きく影響するのです。 どちらが薄いからこちらを濃く、ナンテ小細工は通用しません。 両方の最適値を探り出す必要が有ります。 2)針ストレート径。 開け始めですが、意外と広範囲に効き、全閉から1/4は完全に影響されます。この辺はパイロット系とも絡みます。 パイロットが濃いのか?ストレートが濃いのか? 試して見るしか有りません。此処を決めるのに物凄く時間が掛かりました(此処2~3ヶ月、PJ、PAJ共に交換していません)。 3)針クリップ位置。 効く範囲はアイドリングから略全開まで(テーパーが緩いと全開までバッチリ)。 結果、クリップ位置は弄らずにジェットでの調整の方が判り易い。 4)NJ。 京浜には無いジェットの為、一般には交換されていません。 マニュアルにもストレートと効果が同じとなっているので、弄らない人が多いようです。 ところが、TMRのセッティングの肝。偶々標準で合う人もいるでしょうが、本当にそれは偶々。 ストレート部とテーパーの最初に効く為、一番使う1/4~1/2辺りでの変化が大きく、ストレートを弄るよりも効く範囲が広いのです。 ニードルを決める場合は、NJが決まらないと落ち着きません。 5)パイロット系 アイドリングと開け始め。意外とこの部分はオーバーラップが少なく本当の小開度(1/16以下)だけの様です。 此処が濃いとアイドリングは落ち着きますがドンツキが酷く、エンブレのスムーズさも出ません。 アイドリングが出来るギリギリの薄さのセッティングにしています。 僕のPSは、1/16締めるとアイドリングが下がり不安定に成ります。 MJと針先端の関係が判ってきて、また1歩前進しました。 今日も朝からMJ交換。 室内でブリッピングすると弾ける排気音です。 良い感じ。でも走ってみないと判りません。 結果は明日かな? PR |
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