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長く続いています。1年以上遊ばせて貰っているTMR。これだけ長期間遊べるのですから、夜の世界に飲みに行くよりも、はるかにコストパフォーマンスは上(笑)。
いや、兎に角苦労しました。今迄キャブセッティングと言っても、ノーマルキャブのリセッティングしかした事の無い人間が最新キャブのTMR。しかも巷ではセッティングの難しさでも定評。 でも、そんな話を聞いちゃうと、チャレンジ精神ムクムクなんですよね。 TMR、今迄のキャブセッティングを知っている人程、苦労するかもしれません。 ジェットの各パートの役割範囲。僕が弄って来たキャブと全然違うんです。 マニュアルの範囲図も当てに出来ません。 兎に角、換えて見る。結果を確認。その時その時のフィーリングを必ずメモ。 勿論、その時のセッティングの状態も全て記入。 この繰り返しです。 データーが膨大に貯まると思います。このデーターとその時感じたフィーリング。 ジックリ観察をしますと、答えがジンワリ見えてきます。 先入観はご法度。 僕の失敗談です。 低回転でスロットルオープン。加速ポンプを殺して有る僕の場合は厳しい状態。 具体的な数値では3000rpm。ちょっとキツイ上り坂のコーナー脱出。 良く有るシチュエーションです。 スロットルを開ける(1/2強)。キリつき発生。加速が鈍る。 特に1/4~1/2で顕著。 散々NJを交換。ストレートも換え、クリップ段数も。 全て、良くは成るが解消には至らない(勿論MJも交換しています)。 藁をも掴む心境で、テーパー角度(キツイ角度)の違う針へ交換。 テーパー角度の変更は低開度では効果が薄く、1/2以上で効果が顕著に現れる筈。 まさか?1/4でも明らかに違う。ここの辺りでは針の径の変化は少ない筈。 でも、エンジンは違うよって言っている。 目から鱗ってこんな事ですね。 理論では変わらない筈。でも試さないと判らないのです。 僕の仕事も同じ。理論的には?でも試すと再生音に違いが・・・。 下手な考え休むに似たり。昔の人は良い事を言いました。 まず手を動かす。結果をじっくり考える。 テーパー角度が小開度にも効くのが判り、セッティングの幅が更に広がりました。 今回のツーリング。今迄で一番のエンジンフィールでしたが、エンジンがまだだねって言ってます。 ポケットには、小さなマイナスドライバーを忍ばせ、PSを徹底的に弄くりました。 結果、面白い事が・・。 PSを戻しても濃くなるとは限らない。 そりゃそうです。PSは吐出し量の調整。濃さは2個のジェット(PJ、PAJ)が司っているのです。 今の所、想像なんですが、PJが小さ過ぎる場合。PSを戻し過ぎるとかえって薄くなる様なのです。 つまりPJよりもPSの隙間の方が大きい。結果ガスが足りなく吸いやすいエアー量が増えるのではないかと? ヤハリ長距離を色々な条件で走ると、通勤程度では見えなかった欠点が見えてきます。 実は昨日、NJを換えました。1/4~3/4での濃さを感じ、またプラグの焼けも其れを訴えていたからです(燃費も落ちました)。 NJをP-1 → P-0 へ交換。 交換後プラグを新品に。 10km弱の試乗。1/2辺りの加速感は何とも気分の良い物に成りました。 でも、低開度(1/8弱)も薄くなったな。 帰って、プラグのチェック。見事に綺麗に焼けています。ウンこれならPJを2.5番大きく出来るな。 そうすればPSを戻すと薄くなる症状も治る筈。 まだまだ、TMRとの蜜月は続きそうです。 PR |
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