改造前後のサスユニット。スプリングを逆組したのはご愛嬌。
標準品を見ると、何か物足りなさを感じるのは僕の欲目。
スプリングの逆組みを治し、もう一本にもベアリングを組み込み、プリロード、その他を一切弄らずに試乗へ。
仕事をサボってですから、ほんの10数キロ。
でも判ります。細かなショックの角がまろやか。この味が判ったら標準品の動きはガサツ。
兎に角スムーズ。
で、一番驚いたのは後ろが下がってしまった。間違いなく車高が下がっている。
クッソー。1Gでの車高測っておくべきだった。
まさか車高まで変わるとは思ってもいなかったし。
サスは、忙しく動いているのを乗り手に伝えないよう、一生懸命気遣っている。
コリャー、長距離疲れないぞ。兎に角、変に気に成る動きを感じさせない。
この動きが普通で、今迄は変だったよね。まったく人間は贅沢です。ノーマルサスからクァンタムに交換した時、絶賛だったくせに。
で、一番の楽しみ。
帰ってすぐの、下側エンドアイ。真っ直ぐです。此れを見たかった。
見た瞬間、思わず拍手。
スフェリカルベアリングの使い方は、動く範囲の中間点で使うのが正しい使い方。
今迄の様に、片側に捩れきっていると、片方には動けないのです。
結果ベアリングは痛がって・・・・・。
兎に角、この姿を見たくての改造でしたから、乗っての感触は『良くなったらイイナー。』程度だったのです。
でも、走りも良く成って・・・・・(ニコニコニコ)。
メンテの必要度が上がりましたが、この走りを味わえるのでしたらかえってメンテも楽しみ。
なぜ、普通のメーカー、やらないのかなー?
答えは数千キロ後に出たりして(汗)。
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