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暇ですねー。本日2度目のアップ。イエ、ちょこっと仕事はしているんですよ。
只今、液体パッキンの乾燥待ち。 いつもなら、こんなに時間を掛けないんだけど・・・・・。 で、バイクの話です。 昨日パタパタさんから、『メーターを外したぐらいでハンドリングに・・・・。』ってコメントをもらいました。 返事を書いて、その時は思い出さなかったんですが・・・・。 チョット長く成ります。 まず僕がステアリング周りを軽量化したがっている訳は・・・・。 バイクの基本の話に成ります。 バイクが、高速道の直線を、極普通の速度で流している状態を、思い浮かべて下さい。 バイクは定規で測ったように真っ直ぐに走っているのでしょうか? バイクの基本を知っている方ならお判りですよね。 緩やかな蛇行をしているのです。 バイクがなぜ真っ直ぐ走るのか? バイクが左に傾いたとします。 するとステアリングは自然に左に切れます。 オイオイ、それじゃ益々左に曲がってしまうと考えたら、バイクのステアリングを誤解しています。 トライアルで、スタンディングの練習をした経験の有る方なら、すぐに判りますよね。 スタンディングで左にバイクがバランスを崩す。その時はハンドルを左に切るんですね。するとバイクは起き上がります。勿論ステップ荷重のコントロールとの併用ですが。 ステアリングが左に切れると、バイクは反対の右に傾こうとするのです。 つまり左に傾く、ステアリングは左に切れる。バイクは右に傾こうとする。 今度は右に傾いた。ステアリングは右に切れる。バイクは左に傾こうとする。 此れの繰り返しで、バイクは真っ直ぐに走っているのです。 で、この時問題に成るのがステアリング周りの慣性モーメント。 重いものは動きにくく止まり難い。 ステアリング回りが重いと、車体の動きに対してワンテンポ遅れてしまうんですね。 此れが、意外なほどハンドリングに影響します。 もう一つ重要なのが、ステアリングベアリングの整備。 此処の動きが悪ければ・・・・・・・。 判りますよね。 チェックしてみましょう。 メインスタンドを上げ、後輪に体重を掛けて前輪を浮かします。 この状態で、バイクのステアリングは自然に左右どちらかに切れなければいけません。 只、最近のバイクでステアリングヘッドのオフセットの少ないマシンは、そう成り難いのも確かです。 其の場合も、若干ハンドルをどちらかに切れば、スッと自然に其の方向に切れます。 シングルディスクなら、重量バランスが崩れているのですから、ディスク側にスカッって切れなければ、完全に整備不良。 此の辺の整備が出来ていると、メーター重量も気に成ってくる筈です。 と言うのも・・・・(今迄は前振り)。 20年ぐらい前に成りますかね。 スズキのGS750Eの4型に乗っていました。 中古での購入。エンジンは良かったのですが、車体周りのベアリングは全滅。 ステアリングベアリングには、中心にクリックストップ付きと言う高級品が入っていたり・・・(大汗)。 車体周りのベアリングは全交換でした。 その時外した、星型キャストの重さに驚き、アルミリムのスポーク仕様に変更したり、段々と自分好みのバイクにして行ったのです。 まあ、メインにはグッチが控えていましたので、通勤と子供とのタンデムツーリングがメインでした。 で、そのGS。本当にスズキのバカ。ナナハンに乗る人間をバカにしている。 スピードメーターとタコメーターの中間にギヤポジションインジケーター。 要は、今何速かを数字で表示するんです。 アノネー。ナナハンを転がす人間なら、タコとスピードの針の関係から何速か判るでしょうが。 わかんなきゃ、愛車なんて言葉は使って欲しくない。 この様な素人受けを狙っての装備はだいっ嫌い。 エンジンは通好みにして有るのに、こんなオモチャ欲しくない。 で、メーターの交換に踏み切ったのですね。 交換するメーター。スピード範囲やタコのレッドゾーンも同じが良いですし、デザインも大切。 迷う事無くあるマシンの純正メーター。 刀の国内仕様ナナハンのメーターです。 実は此れにも乗っていたんですね。色々事情が有り手放しました。 あのメーターのデザインは大好き(実はSTにも考えました)。 ステーを改造して無事に交換。 インジケーターランプも、全て使える様にしました。 此の辺の手を抜くの、嫌いなんです。 問題はタコメーター。GSは機械式。刀は電気式。 GSはセミトラに改造済み。刀はフルトラ。 パルスの取る所は同じで大丈夫です。 全て完了。 今回の改造はあくまでもデザインだけ。操縦性なんか考えていなかったのに・・・・・・・。 目から鱗ってこういう事なんでしょうね。 店の前からUターンして帰宅へ・・・・。 このUターンで驚いた。くるっと簡単に周る。 ハンドルフルロックでUターン。ウソッ。 操縦性が変わると言う期待を(そんな考え全然無かった)持っていなかったのに、感じてしまった違い。 変に理解をしていると先入観が入るので、違った感覚を感じたりします。 本職でも、先入観の怖さを嫌と言う程味わっています。 兎に角、取り回しがムチャ軽く成ったのです。 嬉しくて、其の侭大垂水(笑)。 GSの場合は、メーターの軽量化とタコメーターのワイヤーがなくなった事による相乗効果でしょう(STの変化より、はるかに大きなものだったのです)。 あれ以来、ステアリング周りの軽量化(動き易さ)には気を使うんですね。 其の集大成が2号。 正直STも2号と同じにしちゃおうかとも考えました。 でもねー・・。 2号は元のマシンが判らないまでの大改造(ガススタンドでこのバイクなんですかと良く聞かれます、笑)。 STは元の面影が凄く残っている(と言うか其の侭)。 この面影を残した侭で、どこまで行けるかな? バイクの軽量化で、車体の10kgはバネ下の1kgって言われています。 バネ下って其れ程重要なんですね。 其れと同じ位に、ステアリング周りも重要と考えています。 PR |
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無題
GSの機械式タコのケーブルの話、違いが体感できるかどうかはともかく、気持ちはとても良くわかります。
わたしG/SのキャブをCRに変えて嬉しかった事のひとつが、チョークケーブルを無くせた事です。
【2010/04/14 13:06】|
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パタパタ [ 編集する? ]
空冷4発エンジンのタコメーターワイヤーは、ヘッドから取り出していますんで、メーター迄、ムチャ近いんですね。更に回転ワイヤーですから太いんですよ。
外して曲げて見ると判ります。 こんなのハンドルと一緒に動かすんだって(笑)。 2号のチョークワイヤーはフレームマウントですから、ハンドリングに影響しませーん。 2号のハンドルと一緒に曲げられるワイヤーは、スロットルとクラッチだけです(ニコッ)。
【2010/04/14 13:37】|
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ピンキー [ 編集する? ]
僕も今日は暇です(笑)。
最近の計器もフレームマウントのスポーツバイク、ビシッとした直進性ですね。 それに比べ80はゆったりと蛇行しているフィーリング。ライトもケースもステーも重いですしね。あっと僕のも極短ステーの60年代純正ミラーへの交換(冬ジャケットでは後ろがほとんど見えず:汗)で、ステアリングの振れる速さが変わったことを憶えてます。メーカーでは出す前にグリップエンドの重さでさえいろいろと替えてみているようですね。
【2010/04/14 15:35】|
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ナミ [ 編集する? ]
更新の量やリコメントの速さ、パソコンの前でウロウロしているオジサンが目に浮かんで思わずニヤケてしまいます。
もう少しですよ~ ガマンガマン。
【2010/04/14 15:54】|
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RTパパ(88R100RT) [ 編集する? ]
ナミさん。 ヤハリ最近のバイクはそうですか。ミラーで高速直進性変わりますもんね。高速の時は取りたいぐらいなんですが・・・。 RTパパさん。 ウ・ウ・ウ。見抜かれています。
【2010/04/14 16:39】|
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ピンキー [ 編集する? ]
フムフム^^
【2010/04/14 16:49】|
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暇主婦 [ 編集する? ]
実は私も今日は午後から暇!
XLのフォークの動き始めが渋いので何とかしようと・・・ 平行出しをしようにもこいつはアクスルシャフトを締め込むだけ、ピンキーさんなら旋盤でカラーを作り直すのでしょうが私には出来ない相談。 で、暇に飽かせて0.3mmのアルミ板をドーナツ状に切り抜き! いかにも自家製ドーナツと言った形状ですが2枚挟んだらあまりにもスムーズな動き出しにビックリ!
【2010/04/14 17:59】|
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RTパパ(88R100RT) [ 編集する? ]
暇主婦さん。
暇を持て余している馬鹿オヤジの戯言です・・(笑)。 RTパパさん。 僕のハタカブと同じやり方ですね。 0,6mm違ったら可也動きに差が出る筈です。 この公差を何とかしたら、バイクの値段は何倍にも上がってしまうでしょうし・・。 まあ、この辺が弄り代で、楽しみの為にメーカーはワザとやっていると理解すれば・・。
【2010/04/14 18:36】|
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ピンキー [ 編集する? ]
ハタカブで行った平行出しは、此処にアップして有ります。
http://hayashilab.syuriken.jp/110ffork01.htm
【2010/04/14 19:00】|
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ピンキー [ 編集する? ]
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