半年ぶりに、またもやTMRセッティングに嵌ってます。
半年間、まともに乗る時間が有りませんでした(3ヶ月は・・・汗)。
で、暫くぶりに乗ると、頭の中がリセットされていますので、違った目で見られます。
一週間前のツーリング。半年振りの走行は危ないと、出発前日に軽い練習。
ホヘッ?
今迄は感じなかったミスセッティング。
此処は濃いし、此処は薄い。
時間が無いので、其の侭でのツーリング。まあ、この状態で千葉へ行ったりしていたのですから、そんなに滅茶苦茶なセッティングでは有りません。
帰ってから、リセットされた頭で考えた。パイロット系濃いんではなく、量が多過ぎない?つまりPJ、PAJ共大きいので、バランスは取れているけど量が多過ぎる。
其の為、辻褄合わせるのにストレートの絞り過ぎ。
で、またもやの辻褄合わせでテーパーをきつく・・・・。
人間、先入観に弱いです。
なんせ今のPJ17.5(ノーマル27,5)。PAJ110(ノーマル130)。更に『TMRのPAJは120~130でバランスが取れる。』ナンテ先人の意見も聞こえたりして・・・。
暫く弄らないと、その様な先入観が消えて、素直にエンジンの声を聞く事が出来るんですね。
思い切ってPAJ90番。流石に濃過ぎた。此の辺(110番以下)は使わないだろうと10番刻みでしか持ってない。
100番に交換。中々だけどチョットガスが多い様な・・・・・?
PJを15番へ。へへ、当たり。
勿論針のストレートとテーパー、更にNJも交換して全体のバランスを取る。
現在PJ12,5番、10番。PAJ105番、102,5番、97,5番、95番、92,5番を発注中。
此の辺の詰めが今一だけど、今迄とは段違い。
長いストレート。低い回転(2500rpm)辺りからスロットルを開ける。勿論ガバ開けはしない。排気音でエンジンの希望を聞いて、其れに合わせてのスロットルオープン。
気持ちイイー。低い回転から高回転(高々8000rpmですが、汗)迄一気に駆け上がる。
エーーー。2500rpmから8000rpm迄使えると言う事は、30km/hから加速を始めると、90km/h以上まで一つのギヤで加速を愉しめちゃうんですネ(笑)。
で、タイトルです。
ハイ、たかがSTです。リッタースポーツの様な加速はしません。
その代わり、長い時間加速を楽しめるのです。
せわしい、シフトアップは要りません。
なんとも気持ち良く、一旦加速すると、スロットルオフ。減速し終わるとまたジワッとオープン。
良い歳して。と思っても止められないんですね。
昔、ハーレーが4速を止め、5速にモデルチェンジしました。
好きな人は、この変化を嫌がりました。
一つのギヤで加速を続けられる時間が減った為でした。
パワーバンドの広いエンジンには、ワイドギヤの方が楽しめるのかもしれません。
追記です。
この加速感(硬質なパルスを持った僕好み)は小径キャブをチョイスした所為と踏んでいます。
過去に楽しんだバイク(SRは二種類の口径を実験)の加速感を思い出しますと、どうしてもそう思えてしまうんですね。
口径の大きなキャブの方が、マイルドな加速をする様に感じています。
勿論感覚の問題で、加速力の絶対値とは違います。
近々、実験を敢行(笑)。乞う御期待。
追記の追記です(汗)。
キャブセッティングで、一番難しいのが開け始めと感じています。
此処に影響するパーツがあまりにも多いのです。
TMRですと、PJ、PAJ、PS、NJ、JNのストレート径とクリップ位置。
此れが全て絡んでくるんですね。
濃い場合も薄い場合も、どこを換えても望みの方向に変えられます。で、此れが落とし穴。
答えは、ほんの狭い範囲にしか無い様です。
答えを見つけるには、兎に角換えてみて結果を見る。良く成ったところと悪くなった所。此処を他の場所でバランスを取って行く。
これの繰り返ししかなさそうです。
で、僕のジェットの番手は一切気にしないで下さい。あくまでも僕のSTの場合ですから。
更に追記(笑)。
アイドリングでの音。濃い場合、ガスが多いのかエアーが少ないのか。音で判る様に成って来ました(的中率80%かな?)。
長ーーい、授業期間でした。
ちなみに、此処 http://nagsed.sblo.jp/ にスロー系が判りやすく書いて有ります。流石です。読み直す度にオットと成っています。
此処を読んで、PAJ120~130の呪縛から開放されました。
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