昨日苦労して(キャブの取り付けに、汗)リセッティングしたTMR。 要はパイロット系を絞りました(エアー、ガス共に)。 コレでアイドリング時の絶対供給量が減ったんですね。 狙いは当たり。アイドリングでの今一感が無くなりました。 で、コレでOKと成らないのがTMR。ホント嫌な性格。 パイロット系からはスロットル全開迄ガスを(正しく言えば混合気を)吐き続けています。 つまり、アイドリングだけでなく全域での混合ガスの量が減る・・・。 ハイ、今日の走行でシッカリと出ました。ガスが足んないよー症候群。 帰宅後直ぐにプラグチェック(どの開度で薄いか濃いかはプラグの状態で判ります)。 中間開度全般で薄い。でも全開はOK。 こんな時にはNJの調整が効果的。 で、FCRやCRの京浜キャブでは此処のセッティングが不可能。 京浜キャブに針の種類が沢山有るのはNJの交換が出来ないから。 まあ、其々の考え方なんでしょうけど、僕に言わせればNJの交換が出来ないキャブなんて・・・・・。 明日は本職が大忙しなんで、その辺が片付いたらNJを弄ります。 TMRとの付き合いも永く成りました。 もう気心が判って来たのかなと・・・・。 NJ、ニードルジェットの略です。此処のセッティングをしないでTMRを語って欲しくないですね。 某雑誌で知ったかぶりのTMR講座。NJの話なんか全然出ないのには・・・・(弩)。 序に書いちゃうと(酔った勢いです、汗)・・・。 キャブセッティングでお金が掛からないのがPS調整と針のクリップ位置調整。 TMRは此処を弄る前にジェットでのセッティングを要求します。 PSは11/4前後で固定。クリップ位置は3で固定。 其の状態でジェッティング(針交換を含む)を散々試す。 最良のジェッティングが見つかって其処からの微調整で先の二箇所(クリップ位置はジェッティングのやり直しを覚悟)の調整。 つまりお金の掛からない部分を固定してセッティングパーツ代の掛かる部分を先に決めないといけない。 ここがTMRを難しいキャブって思わせる部分なんですね。 先の二箇所を固定してジェッティングで攻めたらそんなに気難しいキャブではないし、懐の深いキャブって気付く筈です。 懐の深さの最たる点。 セッティングが決まると、環境の変化に無茶強い。つまり気温、気圧の変化に動じません。 海抜0mから2000m迄駆け上がってもアイドリングの変化は極少。スロットル操作にも気遣い無用。 勿論、夏と冬でのセッティングし直しなんて考えなくても大丈夫。 レーシングキャブの気難しさなんて微塵も見せないでツーリング用に最適なんです。 あ、更に、エンジン始動も無茶良く成ります。 セルでクランキング。なんて感覚でなくセルボタンに触れるだけって感じに・・・。 更に凄いのはスターター(間違って覚えている人にはチョーク)を殆ど使いません。 毎日乗っているのなら真冬でもスターター無しでセル一発。 霧化特性が良いのでしょうね。 あ、僕はミクニからお金は貰っていませんよ(笑)。 兎に角、TMRにぞっこんなんです。 PR |
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