数日前、バイク仲間が来店。
バイク談義に花が咲き、僕の仕事は・・・・・(大汗)
で、フルトラにしたばかりのSTのエンジンを掛けた。
僕としては始動性の良好性を見てもらいたかった。
勿論、一瞬のセルでエンジン始動。本当に押すと言うより触れるだけと言う一瞬で掛かります。
その後CDIでは出来なかった低回転数で、アイドリング。
タコの針は800前後を指している。
友人『音から言って、500ぐらい見たいですね。』
内一人は、明らかにタコが狂っていると言う表情。
ウーーン。僕は有る程度、原因はピンと来たんだけど、その場で実証が出来なく・・・・・・。
スナップオンのタイミングライト。エンジン回転数や進角角度も教えてくれる優れもの。友人が持っている。
で、今日電話。
ピ『例のタイミングライト、今度来る時持って来てくれない。』
友『デイトナのデジタコで出来るんじゃない?』
はは、灯台下暗し。デジタコ持っていた。
デジタコ。機械的な部分が無いですので、正確な回転数が判ります。
更に僕がハタカブにつけているデジタコ。バックアップ電源を持っているので、パルスだけ与えてやれば正常動作。
早速、ハタカブからデジタコを外しSTにセット。
エンジン始動。
此れを見たら、喜ぶ顔が・・・・(笑)。エライ狂っている。
でもね・・・・・・(ニヤッ)。
ハタカブ。点火タイミングをカムシャフトから取っている。
つまり2回転に1回の点火。排気上死点では点火していません。
ST君。クランクシャフトから点火タイミングを。排気上死点でも火花を散らしているんですね。
と言う事は同じ回転数でもSTは倍の点火回数です。
デジタコはハタカブの点火回数にセット済み。
其の侭STにつけると、倍の回転数を示します。
と言う事は・・・・・・。
しつこく、もう一枚(笑)。
まあ、この原因は友人の所為では有りません。
責任は一般のマシンについているメーター類。
測定器とは呼べない精度。
タコの場合、極低回転では少ない表示をするのが普通。
で、そのタコに慣れてしまったのですね。
特に外車のメーターは要注意。
2号の標準メーター。本当に酷かった。こんなのメーターじゃないよねの精度です。
仕事柄、測定器の類は使うので、当てにならないメーターって嫌いなんですね。
と言う事でピボットのメーターは無罪放免に成りました。 パチパチパチ。
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