忍者ブログ
CATEGORY[ST250 TMR]
コメント[ 2 ]TB[ ] 2008年03月19日13:01
TMR

TMRをつけてから略100km走りました。基本的に交換は正解。残るは細かなセッティング。

レース用として売られているキャブを、一般道路で(バイクもハイチューンには程遠い)使うのですから当たり前の事です。
オーディオの世界でもプロ用を一般家庭で使うには、其れ相応の手当てが必要です。

どちらも持っているだけで満足でしたら、余計なお世話ですけどね。

走行を重ねると面白い症状が・・・。
普通に流していると発生しません(MAJを付けたのは正解かな?)。スロットルのオン、オフの繰り返しが多い、ワインディングを走った直後に発生します。

直後に信号待ちになると、アイドリングが下がるのです。オーバークールの様な状態で・・・・・。
キャブに詳しい方が、上の写真を見たら一発で判りますよね。

そう、ガスが濃過ぎるのです(加速ポンプの働き過ぎ)。

此処で、加速ポンプのおさらい。普通の走行で、エンジンにマッチしたメインボアのキャブをつけているなら、殆ど必要は有りません。
なまじ付いているとキャブセッティングが難しくなります。

では、ナゼ必要か。
最大出力を求め、大きなメインボアのキャブの場合です。
エンジンの回転が十分に上がっている時に、スロットル全開なら良いのですが、回転が十分上がっていないのに、スロットルを開け過ぎますとメインボア内の空気の流速が落ち、結果負圧も発生しなくなり、ガスを吸い出せなくなるのです。
その時、ポンプで強制的に生ガスを噴出させ、エンジンのストールを防ぐのです。

TMRはポンプにプランジャータイプを採用。その内部ではピストンとシリンダーを密着させずに僅かの隙間を持たせています。

その為、ゆっくりとスロットルを開けると、隙間からガスがリークして生ガスの噴出は有りません。

すばやくスロットルを開けた時は(ガバ開け)リークが間に合わず、噴出されます(と、取り説には書いて有ります)。

で、僕は昔のバイク乗り。負圧キャブには慣れていませんのでガバ開けはしません。

ひょっとして、僕のスロットルワークでも加速ポンプは噴出している?

早速キャブを外して確認。結構ゆっくり開けてもシッカリと噴出します。
ハハ~~~~ン。これか。

先にも言いましたとおり、メインボアの小さなキャブなら加速ポンプは要りません。

で、取り合えず働かない状態にセッティング。

写真、緑丸のネジは加速ポンプの働き出す位置のセット。
赤丸は噴出し終わりの位置のセット。
どちらのネジも標準では短く、吐き出しを少なく出来ません。
二本とも長いネジに交換(写真は交換済み)してポンプのストロークを1/4~1/2スロットル開度にセット。

で、試乗したいんだけど、そろそろ雨の天気予報。
ア~~~~~~ア。



拍手[0回]

PR
<< スロットル開度 楽しい楽しいセッティング>> [ HOME ]
Rg
おはようございます。
こちらもあいにくの天気です。
こんな日はキャブを外してじっくっりやって見ますか。 
何の考えも無く(SR400用の標準というだけ)交換したエアジェット、#230→#220元々付いていたサイズに変更するとどれ位変化があるのか?
張付き軽減策、アクセルシャフトのズレ止め等々細々とした事は結構出てきます。
アッ車検の準備も!
【2008/03/20 08:15】| | RTパパ(''88R100RT) [ 編集する? ]

エーーー(ポリポリ)。たった今(8:30)起床。
雨だなー。って思った瞬間お酒を飲みだして・・・・。
普段の行いですかね。
オット、ここでは書かないネタで・・・・・(汗)。
今日はSTのキャブをもう一度確認。
BMにCRを付ける図面でも書きますかね。
【2008/03/20 08:50】| | ピンキー [ 編集する? ]

コメント投稿















trackback
トラックバックURL

FRONT| HOME |NEXT

忍者ブログ
[PR]