BMと較べると、効き味で完全に劣っているSTのブレーキ。 まあ、ノーマルブレーキのSTと、弄って有るBMを較べちゃ可哀相なんだけど・・。 ここ、二度続けてのSTでのツーリング。単に楽しむだけでなく、STの何処が問題か?其処を治すには何が必要か? まあ、こんな事を考えながら走っているんですから、病気と言われても仕方が無い。 で、STのブレーキ。色々な条件で試していると、一つの事に気が付いた。 これって、昔のステンレスディスクの効き方では・・? 今では、珍しくなった鋳鉄ディスク。僕は大好きです。 何がと言うとその効き方。昔から理想のブレーキは真綿で首を絞める様。と言われて来ました。 鋳鉄ディスクがその効き方なんです。 低速では柔らかく、ガクッって食い込みが無く結構握力を欲しがる。 この効き具合では高速は怖いな。って思い勝ち。 ところがドッコイ。高速に成ればなるほど強力になる。しかもガクッではなくジワーっと。 昔、あるバイク。鋳鉄ディスクを付けていた。高速走行中(法定速度は越えていた)あるインター出口。 本当は其処では下りないつもりだった。 横は減速ライン。ふと、『此処で下りるとあそこのワィンディングが走れるな。』 駄目元で減速ラインに進入。減速し切れなかったら本線に戻ればイイヤ。 勿論、他の走行車は確認しています。 で、僕の思ったよりもずっと手前で減速完了。しかも僕に急減速している感じを与えずに。 僕に、ブレーキングの楽しさを教えてくれたのもこのバイクでした。 キャリパーはオムスビでしたから大した物では有りません。 で、昔のステンレス。低速では怖いほど効く。チョット掛けてもガクッと急停車。 コリャー効くわい。と思って高速からの減速で怖い目に・・。 STのブレーキ。典型的なこの症状。 街中では効き過ぎて、マスターを12.7から14へ変更。 一般道では使いよくなり、かなりの満足。 初めて、不満を持ったのは首都高速。ある程度は効く。でもその後が無い。最後の一発が無い。 昔の鋳鉄はそれが有った。もう限界かと思っても其処からレバーに力を加えると更に制動力が増した。しかも恐怖感無く。 STのディスク交換。早まりそう PR |
本日はチョット長い距離を散歩。50km程(殆どワインディング)です。キャブのセッティング状態の確認をしながら段々とペースアップ。
キャブばかりに気を取られていたので、気付くのが遅くなりました。 いつの間にやら、最初の食いつき過ぎが影を潜め、至ってコントロールし易く成っています。要は意識しないでブレーキ操作が出来ているのです。 ヤハリ、パッドの研磨は効果が有った様です。研磨したてはディスクとの馴染みが出てなくて、効果が今一。 でも、数十キロ走りましたので、馴染んできたようです。元々初期喰い付きが弱いと言う事でブレンボのノーマルパッドを使っています。初期食いつきが良過ぎるとバイクの姿勢変化が急激におき、コントロールが難しく成ります。僕の腕ではとても無理。 マスターを交換しないでも済みそうです。 それと、もう一つ気が付きました。リアブレーキペダル高さ。段々と走り慣れてくると、チョットの違いが気に成ります。ピンキー1号やハタカブではこんなにシビアには合わせていません。バックステップの方がペダル高さにシビアさが要求されるようです。 |
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