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CATEGORY[ディスクブレーキ]
コメント[ 9 ]TB[ ] 2009年05月23日12:31
BMと較べると、効き味で完全に劣っているSTのブレーキ。
まあ、ノーマルブレーキのSTと、弄って有るBMを較べちゃ可哀相なんだけど・・。

ここ、二度続けてのSTでのツーリング。単に楽しむだけでなく、STの何処が問題か?其処を治すには何が必要か?

まあ、こんな事を考えながら走っているんですから、病気と言われても仕方が無い。

で、STのブレーキ。色々な条件で試していると、一つの事に気が付いた。

これって、昔のステンレスディスクの効き方では・・?

今では、珍しくなった鋳鉄ディスク。僕は大好きです。

何がと言うとその効き方。昔から理想のブレーキは真綿で首を絞める様。と言われて来ました。

鋳鉄ディスクがその効き方なんです。

低速では柔らかく、ガクッって食い込みが無く結構握力を欲しがる。

この効き具合では高速は怖いな。って思い勝ち。
ところがドッコイ。高速に成ればなるほど強力になる。しかもガクッではなくジワーっと。

昔、あるバイク。鋳鉄ディスクを付けていた。高速走行中(法定速度は越えていた)あるインター出口。

本当は其処では下りないつもりだった。
横は減速ライン。ふと、『此処で下りるとあそこのワィンディングが走れるな。』
駄目元で減速ラインに進入。減速し切れなかったら本線に戻ればイイヤ。
勿論、他の走行車は確認しています。

で、僕の思ったよりもずっと手前で減速完了。しかも僕に急減速している感じを与えずに。

僕に、ブレーキングの楽しさを教えてくれたのもこのバイクでした。
キャリパーはオムスビでしたから大した物では有りません。

で、昔のステンレス。低速では怖いほど効く。チョット掛けてもガクッと急停車。

コリャー効くわい。と思って高速からの減速で怖い目に・・。

STのブレーキ。典型的なこの症状。

街中では効き過ぎて、マスターを12.7から14へ変更。

一般道では使いよくなり、かなりの満足。

初めて、不満を持ったのは首都高速。ある程度は効く。でもその後が無い。最後の一発が無い。

昔の鋳鉄はそれが有った。もう限界かと思っても其処からレバーに力を加えると更に制動力が増した。しかも恐怖感無く。

STのディスク交換。早まりそう



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CATEGORY[ディスクブレーキ]
コメント[ 0 ]TB[ ] 2007年04月30日13:40
本日はチョット長い距離を散歩。50km程(殆どワインディング)です。キャブのセッティング状態の確認をしながら段々とペースアップ。
キャブばかりに気を取られていたので、気付くのが遅くなりました。
いつの間にやら、最初の食いつき過ぎが影を潜め、至ってコントロールし易く成っています。要は意識しないでブレーキ操作が出来ているのです。
ヤハリ、パッドの研磨は効果が有った様です。研磨したてはディスクとの馴染みが出てなくて、効果が今一。
でも、数十キロ走りましたので、馴染んできたようです。元々初期喰い付きが弱いと言う事でブレンボのノーマルパッドを使っています。初期食いつきが良過ぎるとバイクの姿勢変化が急激におき、コントロールが難しく成ります。僕の腕ではとても無理。
マスターを交換しないでも済みそうです。
それと、もう一つ気が付きました。リアブレーキペダル高さ。段々と走り慣れてくると、チョットの違いが気に成ります。ピンキー1号やハタカブではこんなにシビアには合わせていません。バックステップの方がペダル高さにシビアさが要求されるようです。

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CATEGORY[ディスクブレーキ]
コメント[ 0 ]TB[ ] 2007年04月28日17:10
81brake02

パッドを研磨したブレンボ4ポット。
走り出したら、ヤハリ違います。最初の食いつきが柔らかくなって、コントロールがし易くなりました。また、ディスクの穴を擦る音も少なくなりました。
じゃあ、これでOKかと言うとブッブー・・。ナゼ使い辛いか判りました。つまり前後のバランス。リアと比べてフロントの方が小さな入力で十分な制動力。
つまり、前後で力の掛け具合を変えなければ成ら無い。
そんなの出来るだろうと言われるとグーの音も出ないのですが、要は僕が不器用(脳梗塞で右半身不髄に成った人間ですからある意味凄い、笑)。
足には力を入れて、手は程々に、と言うのが出来ない。
リアはドラムですから、小さな入力で効く様にすると、ペダルのストロークが増えてしまいます。古傷で(オイオイ)右足首の動く範囲の狭い僕には操作不能。
と成ると、フロントを鈍くするしかない。やはり、マスターを14φに交換するしか方法は無さそうです。

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CATEGORY[ディスクブレーキ]
コメント[ 2 ]TB[ ] 2007年04月24日10:45
ブレンボ

4ポットを組んでから一度もメンテをしていません(汗)。効き過ぎるだの、コントロール性が今一、なんて文句を言っていますが、メンテしないで言うなんてバイク乗りの風上にも置けない・・・・・・。
今の所引きずりは全然無いので、キャリパーのオーバーホールはとりあえず後回し。パッド周りのメンテです。
今使っているパッド。最初から付いていた極ノーマル。で、考えた。一度も換えていない。走行距離は5,000km程。問題はスタートしてからの4,000km。
当時のフォークのアウターチューブ。キャリパー取り付け部が曲がっていて、キャリパーとディスクの平行が出ていなかった。
で、フォークを交換。其の途中でピンキー君ダウン。組み上げたらナゼかピンキー2号に成っていた。
と言う事は、平行が狂った状態でパッドは馴染んでいる。此れはまずい。
パッド面も硬化しているだろうし。
本来の目的はパッド面を軽く削って新しい面を出す事だったのですが、ついでに裏面も(写真です)。
下のパッドがノーマル状態。ピストンが全周当たっていません。ノーマルパッドはこんな物。ブレーキのビビリやタッチの悪化はピストンとパッド裏面の接触が肝です。
平らな面(僕はガラス板)の上にサンドペーパーを置き、パッドの裏面をゴシゴシ。上の写真はノーマルの面が如何に平面が出ていないか判る様に研磨途中の状態です。最終的には塗料が全て削れて、金属面が出るまで研磨します。
表面も新しい面が出るまでペーパーで研磨。気分程度に周りの面取り。
全て終わったら、ブレーキクリーナーで完全脱脂。(この後はパッド面には油脂分厳禁)
研磨が終わったら、ほんの極僅か、ウッスラとパッドグリスを裏面全面に塗ります。本当はピストンとの当たり面だけでも良いのですが、塗装を剥がしてしまったので、錆止めも兼ねます。
更にパッドサイドの金属部分。ブレーキング時にキャリパー本体へ押し付けられる部分にもほんのウッスラとパッドグリス。
作業中にどうしても手に油脂類が付いてしまいます。其の度に石鹸で手洗い。パッド面に油脂を付けない用心です。
パッド面へ油脂分を付けない様に注意しながらキャリパーへパッドの組み付け。
最後にディスク全体を脱脂して完了です。
レバーを握ってみても何も差は感じません。走って見ないと判りませんね。

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