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コメント[ 2 ]TB[ ] 2010年08月18日09:43
TC250なんかを見てしまって、つい昔を思い出し・・・・・・。

水も滴る美少年のピンキー君、17歳の時です。

当時、時間が有れば兎に角バイク屋さん。ただ働きで、こき使われるのは判っているのに・・・・・。

兎に角バイクと接していたかったんですね。
バイク屋さんで知り合いも沢山増え。其の中の一人Yさん。僕より二歳年上。

彼は何台もバイクを持っていて、家に置ききれないバイクはバイク屋さんに置いていた。

其の中の1台。タイトルのバイクです。
125cc4ストツイン。パイプバックボーンフレーム。
此処迄なら普通のバイク。この後が凄い。
カムギヤトレーン。ツインカム。4バルブ。乾式クラッチ。今じゃ当たり前のメカですけど、当時は垂涎の的。

価格30数万円。650ccのW1よりも高かった。当時でも発売されてかなりの年月が経っていた。

彼は、どこかから、死んでいる93を見つけ出し、暇を見てはレストア。
完成し、バイク屋さんの片隅。

ある日(土曜日の夜)遊びに行ったら、バイク屋さんの主人、これから飲みに行くので店番を僕に言いつけた。ハハ、家に帰っても何もする事ないし、素直に引き受けた。

何時に成っても帰って来ない。店の奥には畳の部屋。布団も有る。
僕は其処でお休みなさーい。

早朝(5:00ごろ)目が覚めた。誰もいない。
店の片隅にはCR93。

キックペダルは付いていない。
店の外へ引きずり出し、押し掛け。

彼の整備が良かったんですね。1発始動。
軽い暖気(アイドリングなんて出来ません、スロットルからは手を離せない)後走り出す。
6000rpm以下は全然使えない。初めての乾式クラッチに怯えながら、でも心の中は超興奮。
『俺、93に乗っているんだ。』

街中を走っていたら、バイク屋の主人とバッタリ。
軽く会釈だけして脱兎のごとく・・・・・。
嬉しくて其の日一日中走り回っていた。
レッドゾーンの13000rpmも経験したり。
夕方、こっそりとバイク屋さんへ93を戻し、愛車のAC50で家路に・・・。
頭の中は興奮冷めやらず・・。

数日後。バイク屋さんで93の持ち主の先輩にバッタリ。
『オイ、93走らせたんだって?』

その後、こっぴどく叱られたのは言うまでも無く・・・・・(まだ先輩は13000rpmを味わっていなかった、汗)。

でも、今でも反省していません。93に乗った、しかも1日中。
そんな経験持っている人、何人いるんだろう。
若気の至りですけど、今でもあの時の興奮は・・・・・・・。


又ある時は・・・・・。マッハを新車で買った別の先輩(発売直後です)。其の先輩が乗る前に試乗をしてしまったり・・・・・・・。
高校生活を満喫していました(笑)。

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Rg
ピンキーさん、あの93に乗りましたか。凄いですね。今に例えるならデスモセディチRRでしょうか。
【2010/08/18 15:32】| | ナミ [ 編集する? ]

無茶苦茶叱られましたが、今に成っても乗って良かったー(笑)。全然反省しておりません。
あんなの貸してもらえても、100m走っておしまいでしょうから。
最近のバイク。あの様なシンプルな美を感じさせてくれませんね。
おじさんなんですかねー(笑)。
【2010/08/18 15:46】| | ピンキー [ 編集する? ]

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