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CATEGORY[ST250 リアサス]
コメント[ 0 ]TB[ ] 2009年11月13日14:52
リアサスのスプリングを替え、其れ成りにプリロードと自由長をリセッティング。

そんな時に限って、手が腱鞘炎。治って来たら天候不順。

ブツブツブツ・・・・。

本日の仕事。旋盤加工。アンプのツマミの加工です。
で、始めようとしたら、材料が無い。まさか?
有るとばかり思っていた。
慌てて材料屋さんに電話。

すぐに切断して用意してくれると言う。
電話で深々と最敬礼。

午後一で行くのだけれど、天気が変。細かな雨が降っている。路面は濡れるか濡れていないかと言う微妙な所。

思い切ってSTを引っ張り出す。乗りたくて仕方が無いのです。

土砂降りにはならないだろう。行っちまえ。片道10kmぐらい。
行きは良かったんだけど帰り道、段々雨が・・・・・・。
路面は黒々。

処がSTのハンドリング。乾いた路面と変わらない。嘘みたいにタイヤがグリップしているし、フロントの接地感がハッキリ判るので怖さが全然無い。

こんなハンドリング。今迄に経験した事が無い。

嬉しい。

帰った時のインナーチューブ。
雨の中を走ったのに、そんな感じゼロ。確かに体は濡れているんだけど、雨の中を走った緊張感が無かったので、疲労感もゼロ。

TMRのセッティングも巧く行ったみたいで、TMRが負圧キャブに成っちゃった(笑)。

で、今回のリアサスリセッティングの種明かしです。

最初付いていたスプリング。リアサス単体で考えると問題は無いのですが、フロントとのバランスを考えるとチョット硬かったのです。

要は、コーナー侵入。Gが掛かり、サスが沈みます。この沈む量。フロントの方がチョット多い。結果キャスターが立ちトレール減少。クイックな代わり、安定性にほんのチョイ足りなさを感じたのです。

フロントスプリングにはバネレート違いなんて有りませんから、リアでの調整に成ったのです。

最初のスプリングでの残ストローク。16mm。
此れならスプリングを柔らかくし、プリロードを増やす事で行けると踏みました。

例の店の社長さんとの会話。
ピ『ストロークを使い切っていなくて、16mm残ストロークが有るんですよね。』
社『16mmなら丁度良いんじゃない。使い切ると良い事無いよ。』
なるほどなるほど。納得して帰って来ました。

で、交換時、ロッドの汚れで残ストロークが判ります。
残ストローク、7mm。
ヘッ?

考えて見たら、残ストロークを見たのはベアリングを付ける前。ベアリングを付けてから見ていなかった(汗)。

動きが良く成ってストロークが増えたのではなく、乗り方が変わってしまった所為です。なんせゼブラゾーンが怖くない。平気で入ってしまうもんだから、サスは益々働きます。

プリロードだけで、1Gの姿勢を調整すると、下手すりゃボトム。

で、プリロードは1Gで尻上がりに成るまで掛けました。要はリバウンドストロークを削って縮み側のストロークを稼いだのです。
スプリングは弱くなったのですから、リバウンドストロークは少なく成っても行ける筈。

尻上がりの部分はサス自由長を縮めて調整。と言っても1Gでの高さ、今迄よりも若干(1~2mm)尻上がり。
此れは、フォークの突き出し量の調整では難しかった、過激なハンドリングと安定性の両方を欲しくなった為(笑)。

役には立たないと思いますが、行った調整量。
プリロード1回転半強め(2.4mm)。自由長1回転縮め(1mm)。

雨で濡れた路面を気にしないで走れるハンドリング。ツーリングで強い味方に成りますね。

追記です。
今、お酒を飲みながら今日のハンドリングを思い出していました。
交差点での右左折。かなり寝た状態でスロットルを開けると、これでもかと言う程の安定感。
スロットルオンに合わせてリアが沈んでいたんですね。スプリングを柔らかくしたので当たり前の姿勢変化です。

リアが沈む。結果キャスターは寝てトレールが増える。
ブレーキングで入る時は其の逆(結果、ワクワクするハンドリング)。
理論的には判っているけど、其の通りの変化をするSTは教科書バイクかな?

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