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CATEGORY[ST250 ノーマルキャブレター]
コメント[ 0 ]TB[ ] 2007年09月10日11:59
TMR

ST君を弄ったりボクサーを弄ったりしていると、おぼろげながら負圧キャブとダイレクトキャブの違いが判ってきました。
考えて見ると、僕のバイク歴の中では負圧キャブは少数派。負圧キャブが出て来た頃は正直な処、大嫌いでした。メーカーがバイク乗りをバカにしていると感じたのです。僕の知る限りでは最初に採用したのはCB450。僕のホンダ嫌いに拍車を掛けてくれました。
でも、最近のバイクで負圧キャブが嫌いと言ったら買うバイクは有りません。
で、シブシブと付き合う羽目に・・・。
ボクサーではBINGを元気に。ST君ではミクニを元気に。
結果はとても面白い。
どちらもスロットルに対する付きがそっくり。全力加速なんて笑っちゃう程そっくりです。
僕はスロットル全開に近く開けているのに、キャブの方でエンジン回転数に応じてジンワリ開けて行くのが判ります。確かに楽。でも面白くない。レシプロエンジンで無くモーターみたい。
ある意味技術者の勝利です。モーターのように廻るエンジンは、完全なる誉め言葉。エンジンの設計者は皆此れを目指している筈です(だからクランクにバランサーシャフトなんかを付けてしまう)。
でも、それって小さな親切要らぬお節介。
エンジンとの対話を楽しむ人間にとっては全くつまらないエンジン。
そんな事を考えている人達が、過去のバイクを苦労しながら乗っているんでしょうね。
エンジンとしては完成度が低い。でもなんとも言えない味が有る。でも、その頃のエンジンは、信頼度に関して今のエンジンに敵いません。
じゃあ、今のエンジンをベースに過去のエンジンのフィーリングを持たせたら・・・・。
楽しくて壊れないバイクが出来上がります。
結構何とか成るんじゃないか・・・。
少なくても、負圧キャブを止めるだけで・・・・・。
と言う理由でのTMRのチョイスです。
純正キャブを弄くっていて、32φは大き過ぎるのが理解できました。
28φを迷わずにチョイス。(もうチョイ小さくても良かった)
兎に角楽しいバイク(エンジン)が大好きです。
スロットルをチョイ開ける。エンジンが其れに答えてトルクが上がる。もっと開けると、更にトルクが増える。でも開け過ぎるとイヤだよってエンジンがぐずる。
吸気音、排気音、エンジンからのバイブレーション。その全てを五感を駆使して感じ取り、最適なスロットル操作に専念。
なんか生き物と付き合っている様な濃い時間。
ST君。期待に答えてね。

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