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CATEGORY[ST250 タイヤ]
コメント[ 4 ]TB[ ] 2010年08月27日11:02
仕事が忙しかったり、店の前が工事中でSTを出せなかったり・・・・・。
欲求不満は爆発寸前。

昨日の夕方で、店の前の部分は終わったみたい。
と言っても、昨日は仕事に気合が入り・・・・・・。

今日は朝一で銀行へ。チョット遠くの銀行です。

帰りは遠回り。何時もの大垂水。

なんせ、市街地走行でしかTT100を判断していない。
まあ、今時、トンでもない極太タイヤでも履かなければ、問題の起き難いシチュエーションです。

更にTT100はとんがり断面。つまり直進時や軽いバンクでは接地面積が狭く、細いタイヤと同じなんですね。
市街地は、絶対に細いタイヤが走り良いのです。

軽く皮むきを兼ねての走りでした。

TT100

帰ってすぐのTT100。
まだ十分に寝かしていませんね。
まあ、チョット・・・・・・。

話は飛んで、僕がタイヤに求めるのはツーリングでの安全性。
これって結構大変なんです。あらゆるシチュエーションで80点以上を求めますので。

今日、銀行へ行く途中。バイク乗りなら嫌いですよね。水切りの縦溝。
笹子トンネルの中にまで掘ってあり、結構恐怖。
ツーリング先のワィンディング。シッカリと縦溝。其処を走り慣れている地元の4輪に煽られると・・・・・・。

と言う事で、この縦溝で振られない事も、僕には重要項目。
現在持っているバイク3台。全車縦溝には目一杯強いタイヤを履いてます。
M45も勿論全然平気。

TT100。しっかり振られました。あのパターンでは弱いかな?と思っていた通り(国産タイヤで強いのを知りません、勿論海外のタイヤでもダメな物はダメです)。

此れでマイナス○○点(笑)。

銀行の用事も終り、津久井湖廻りで大垂水。
タイトな右Uターン。M45よりし易いけど、接地感が弱い。

大垂水に入る前の田舎のワィンディング。ウーーーーン。速度によって接地感が変わるんですね。要は、スピードが上がる程、接地感が弱く成ります。

さて、大垂水。コーナーの深さは頭脳にインプット済み。
と言って、コーナーを抜けたら駐車している車。なんてのも有りますので、あくまで公道スピード。

軽く寝かしているうちは極普通。チョイ深く寝かそうとしたら・・・・。

とんがり断面のタイヤのクセが・・・・(ハタカブのタイヤにも有る)。
バンク角によってハンドリングが変わるんですね。
特にとんがり部分から、斜めの広い部分に掛かるタイミングで。
フラッと倒れこもうとします。(注1)

此れは結構怖い(ハタカブは絶対速度が低いので平気、笑)。
其処を過ぎて、思いっ切り寝かしちゃえば平気と判っていても・・・・・。

最近のタイヤ。断面が丸いですよね。つまりこの性格を持たせない為と思っています。

とんがり断面を最初にやったのは英国ダンロップ。
直進では転がり抵抗を少なく(接地面積を小さく)、寝かすとグリップ力を稼ぐように(接地面積を増やす)と当時聞きました。

対するM45。断面はまん丸。つまり寝かしても起こしても接地面積は変わり難い。

つまり、バンク角によってハンドリングの変化が少ないんですね。
実際に走っている時、タイヤへの関心はゼロ。これって結構大切です。
タイヤと相談しながら走るって、結構疲れますから。

メーカーの言い分と逆の結果が出た両タイヤ。
市街地走行をターゲットと言っていたM45は、市街地よりもワィンディングが得意。
スポーツラィンディングを謳っていたTT100は市街地が得意。

まあ、メーカーの謳い文句なんてこんなものですが。

あ、其れともう一つ。パターンの山の高いTT100は横剛性の低さも・・・。山が高くてコンパウンドが柔らかく、山の横幅が狭いんですから仕方が無いですよね。
今のタイヤでは珍しく成った、ナイフカットも剛性を下げていると思います。
でも、今のタイヤ。ナイフカット無しでもウェットでシッカリグリップするの、不思議です。
M45も昔の感覚では、このパターンでは雨の日大変だよね。のパターンです。ブロックが大きくナイフカットゼロですから。
コンパウンドの進化でしょうね。


(注1)。
実は僕のラィンディング。軽いハングオフです。軽くお尻を内側にずらします。
で、このずらすタイミングと、TT100のフラッと来るタイミングが合うんですね。ハングオフなんて止せよと言っているみたいに。
途中で意識して、リーンウィズ、時にはリーンアウト。
この方が走り易いタイヤです。

そう言えば、一週間ぐらい前ですかね。ST250でネット検索。
あるバイク業界の方のBLOGに当たりました。
不人気車のSTを結構褒めているんですね。基本的に良く出来たバイクで、ジックリ付き合えると。
初心者の友人にも結構勧めているらしい。
で、驚いたのがSTのハンドリングの評価。『ハングオフ(ハングオン)で走ると結構面白い。』

其の文章に、僕はニヤッ。

あ、判っているでしょうけど、あくまでも僕のSTに履いて僕が乗った場合のインプレッションです。
タイヤの好みは本当に人によって全然違います。

もう一つ。M45の高速直進安定性に若干の不満。
って書きましたけど、基本的にM45の責任ではないと思っています。
STのアライメント。
最近のバイクらしく、結構キャスターは立っています。スィングアームも長く、エンジンの位置は結構前方。
つまり前後の重量バランス、キャスター角。最近のマシン其の侭と思っています。
で、問題が・・・・・・。
トレールが少ないんですね(最近のマシンは安定性確保にトレールが大きい)。
メーカーは、初心者の街中での取り回しを重視。と謳っています。
その結果のトレールの縮小。
確かに低速での取り回しには絶対に有利。

でも、ある程度のスピードでのコーナリングや高速安定性は犠牲に成ってしまうのです。

僕の2号(80)。標準より、トレールを10mm増やしています。
キャスターを立てたクイック過ぎの調整なんです。

正直買った直後から、STの三叉。作り直したかったんですね。
オフセットを8~10mm程減らすと丁度良く成ると思うのですが・・・。

拍手[1回]

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Rg
ピンキーさん、いつまで経っても暑いですね。

TT100のパターンは、久し振りに見ました。トレッドの端のブロック、フロントはブロックが低いので今の感覚でもそれほど気にはなりませんが、仰るように、リヤの雰囲気は完全に一時代前のものですね。(ダートも走れるデュアルパーパス仕様なんちゃって:笑)

バンク角によってハンドリングが変化する、もしくはリーンスピードによってフロントタイヤの舵角のつき方の差が激しいのって、自分もかなり気になります。 所謂ツーリングペースでは気持ち良くないですね。なので、どんなコーナーでも一気にフルバンクまでもっていくよう絶えず攻めるしかないでしょう。(汗)
【2010/08/27 14:29】| | ナミ [ 編集する? ]

暑くて、小休憩ばかりです(汗)。
フロントのブロック剛性不足は感じませんが、リアは判りますね。
磨り減ると丁度良くなるのかも・・(?)。
一気にバンクすると、荷台のケースが心配です(笑)。
考えて見ると、最近のハタカブの走り、一気にバンクさせている様な・・・・・・。
【2010/08/27 14:42】| | ピンキー [ 編集する? ]

TT100‘ド改造’スクランブラースタイルのSRに履かしてます。
タイヤの性能以前に、なんちゃって古典的スクランブラーにはカッコ的にこれしかないので。
このタイヤの特性として、新しい時と古くなったときのグリップの落差も凄いですよ。
そうはいっても、こんな古くさいパターンのタイヤを作ってくれるだけでもありがたいです。
【2010/08/27 19:34】| | パタパタ [ 編集する? ]

へへ。アップしませんでしたがM45、十月中旬まで入らない。と言う事で予約注文しました。
九州から帰って、一月後にはM45に戻っている予定です。
磨耗したのを、ライダーに感じさせない性格も、タイヤの大事な性能って思っていますから。
基本的に、パターンをファッションにしたくないピンキーです。
M45、パターン的にはかっこ良くないですよね。
【2010/08/27 20:02】| | ピンキー [ 編集する? ]

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