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CATEGORY[ST250 ノーマルキャブレター]
コメント[ 0 ]TB[ ] 2007年09月21日13:39
穴塞ぎ

キャブセッティングが詰まってきたら、発覚してしまったキャブ口径の大き過ぎ。
過去の経験から、キャブ口径に対して、マアこれぐらいかな?と言うMJのサイズは大体判ってきました。
で、ST君。32φに対して#175でも薄い・・・・(汗)。
キャブの仕組みを考えた時、ベンチュリーの流速が上がり負圧に成ってガスを吸い出す。と成っていますが、ある意味正しく有りません。
煩く言うと、フロート室は大気開放で此処は1気圧。対してベンチュリー部は負圧(これも正しくは無い、大気圧より低いだけ、大気圧を0と考えるので、負圧という感覚になる)なので、其の圧力差によってフロート室から押し上げられると言うのが正しい考え方です。
ですから、負圧を(判りやすく書くには都合が良いので負圧と書きます)上げるには、エアクリの吸気抵抗を大きくしても負圧は上がるのです。するとフロート室との圧力差は大きく成りますから、同じ番手のジェットでも吐き出す燃料は多く成ります。(これを利用したのが過去のチョークバルブです。)
過去にエアクリの抵抗を大きくする事は一度もしませんでした。と言うのはジェットでの調整範囲だったからです。
でも、今回はチョット難しい。キャブが大き過ぎるので流速が稼げないのです。
チョット邪道とも思うのですが背は腹に代えられません。走って楽しくなければ主客転倒。
でも、エアクリが付いていてこの状態ですからファンネルを付けたらどの様に成るのでしょうね。

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