今日、浅川さんの所には、チョット面白いバイクが・・・・。 川崎のマッハⅢです。 浅川さん、2ストもやるんだーって、チョット驚き。 青白ツートーンの綺麗な車体。 で、マッハⅢを知らない年代の方へ・・・。 川崎から69年に発売された、当時の最速車。当時最速と謳われていた、トライアンフ、ボンネビル(OHVツイン、650cc)を川崎の技術で、いかに少ない排気量で、世界最速車を作るか。と言ういたって明快なコンセプトから作られたバイクです。 空冷パラレル3気筒、2スト。ピストンバルブ。此処迄は3気筒を除けば普通ですが、世界で始めてバイクにCDIを採用。当時のCDIユニットは大きく、3気筒分は積めない。 其処で、ユニットは1個で、バイクでは珍しいデストロビューターで3気筒に点火。 プラグも航空機用の沿面点火プラグ。 点火系は当時の世界最高水準でした。 つまり、パワーの為ならコストは気にせず。なんて感じだったんですね。 最大出力は60psを誇っていました。 車重は174kgの軽量車体(要は剛性が無くグニャグニャ車体、笑)。 テスト当時の最速タイヤはダンロップのK70。 このタイヤで茨城の矢田部でテスト。タイヤはバラバラに。 で、タイヤの個体不良かも知れないと、その後2度に渡って再テスト。 2度ともタイヤは・・・・・(テストライダー、誰だったんだろう?) 慌てて、ダンロップはK77を開発。問題はフロントタイヤまで手が廻らず、リア用をフロントにも。 ハイパワーエンジンにグニャグニャフレーム。タイヤも・・・・・・。 当時は気違いマッハ。と呼ばれたり、海外では後家さん作りとまで言われた様で・・・・・・・。 で、このマッハ。僕が高三の時に、先輩が購入。 土曜日に行きつけのバイク屋さんに入荷。 土曜日は学生は半ドン。昼過ぎに行くと黒いタンクのマッハが鎮座。 先輩は、仕事で夕方に成らないと来られない。 ピンキー君。先輩よりも一足早く試乗。 その後、えらく怒られたのは・・・・・・。 130km/hでウォルブを経験したのもこのマッハ。 話題は戻ります(汗)。 11:30に、浅川さんの所を出て、丹沢方面のワィンディングを走り回り、ブレーキの良さに、目がウルウル(笑)。 最高の気分で、最後の締めに大垂水。 神奈川県側の上り口の交差点。僕は信号待ち。 ナント・・・・・・・・。 目の前を、赤白ツートーンのマッハが登って行く。 一日に二台のマッハを見かけるなんて、まず無い。 その時の信号待ち時間の長かった事(笑)。 信号が青。ST君、元気に発進。 要は、確かにパワーはマッハの方が上。 でも車体周りなら、STの方がはるかに(比べる次元ではない)勝っている。 マッハに勝負を仕掛ける気のピンキー君。 アラッ。目の前に軽四輪のおばさん。 拙いなー、離されちゃう。 チョットの直線で、おばさんをパス。 マッハを追い上げだすと、後姿は見えないんだけど、近付いているのが判るんですねー。 ハイ、2ストオイルの匂いが段々強く成り、最後には薄っすらと煙幕も確認。 上り切った辺りで追いついた。 大垂水、コーナーが小さく、対向車も多い。 暫らく後ろについて走ると、エンジンの調子は中々良さそうだけど、車体がよれている。 下り切った最後の左コーナー。 インベタ走りのマッハを、外側から・・・・・・・。 ピンキー君。まだまだ若い(真似しちゃダメですよー)。 ちなみに、センターラインはオーバーしていません(汗)。 PR |
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^^
あははは^^
ST君、踏ん張りましたですね^^ ピンキーさんが、もし、マッハⅢを手に入れたら フレーム強化から始めるのかな??
【2011/11/24 22:51】|
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暇 [ 編集する? ]
抜かれたマッハのライダー。STの衣装ケースにムッとしたかも(汗)。
パワーは充分ですので、エンジンはノーマル整備。 車体周りは、徹底的に弄ると思います。 今日、僕が逆の立場だったら、今頃は・・・・。
【2011/11/24 23:14】|
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ピンキー [ 編集する? ]
自宅に帰るなり・・
マッハは分解のバラバラ^^
【2011/11/24 23:34】|
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暇 [ 編集する? ]
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