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CATEGORY[ST250 TMR]
コメント[ 8 ]TB[ ] 2009年02月14日23:56
今日の帰り。かなりの登り坂。
MJのチェックには最適。
ジワジワとスロットルを開けます(スタートの回転数は4000rpm)。
この時の回転数が、最大出力回転数の60%以上ないとMJのチェックには不適です。

思ったとおり。加速が緩慢。薄い。加速ポンプに騙されていました。

今迄もジンワリとスロットルを開けていたのですがTMRの加速ポンプは働いていたみたいです。

で、此処で大問題に気付きました。

TMRの4連キャブは加速ポンプが1個。シングルでも1個。ポンプは同じ物。もう解説は要りませんよね。

そう、一番売れるのは4連。メーカーの立場では・・・・・。

イエ、ミクニの悪口では有りません。ミクニに限らずメーカーとはそういうものです。

開発意図を汲んでのセッティングが大切と言いたいのです。

ポンプを完全に殺してからのTMRは僕の知っているキャブに成りました。
いたって素直な。

レーシングキャブを一般のエンジン、それもローパワーの。こんなのに付けるなんて、ミクニの技術者は考えていない筈です。

僕の我が侭に付き合ってくれているTMRは、可愛いキャブなんです。

で、明日はMJの交換ですね。

前回のセッティング範囲外のMJです。コレだからキャブセッティングは面白い。

明日は、今日の帰りの姿のSTをアップ。この姿でキャブのチェックをしていたと判ったら、大笑いの写真です。

請うご期待(笑)。

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TMRの加速ポンプですが、ポンプストロークを制限することでプランジャーの内圧を制限した上でポンプノズル径を小さなものに変更することで噴射圧を確保しながら噴射量を抑えることができます。
入手可能なポンプノズルは20番~50番ですが、20と50は入手にちょっと苦労するかもしれません。
ちなみに、私はFCRでもTMRでも、ポンプを積極的に効かせるアプローチが好みですが、ビッグボアツインのグッツィにFCRの時にはポンプを抑え気味の方がフィーリングが良かったです。
【2009/02/15 07:17】| URL| まめしば [ 編集する? ]

基本的にポンプは使いたくないんです。非常にアバウトな物と思っていますので。
で、ポンプを殺しても行ける口径と言うことでの28Φチョイスなんですね。
少なくとも28Φに標準装備のポンプは利き過ぎていたようでした。
まあ、一般的には28φはミニ4スト用に使われているみたいですので、その辺に合わせているのかも知れません。
なんせ、メーカー(ミクニ)の考えていないバイクへの取り付けですから、出荷時のセッティングと大きく違っても文句は言えませんよね(笑)。
ミクニの取り説にも、公道マシンへの取り付けは駄目って書いて有りますし。
【2009/02/15 08:02】| | ピンキー [ 編集する? ]

エーTMRって4連でも加速ポンプは1個なんですか?ノズル径を小さくしてもポンプが一緒なら最終的な量は一緒では?初期の供給量が変わるか?
アクセルが重くなる?
コスト度外視すればポンプも何種類もあるべきなんでしょうね。
【2009/02/15 09:45】| | RTパパ(88R100RT) [ 編集する? ]

エー。ですから単連は4連と較べると割高なんです。
元々加速ポンプの使用は、ジェッティングでのセッティングが十分に成って、それでもポンプが必要と成った時だけで良いと考えていますので、当分ロッドは外れた侭ですね。
加速ポンプが働いちゃうとジェッティングが難しくなるとも思っていますし。
【2009/02/15 12:10】| | ピンキー [ 編集する? ]

ピンキーさん、ちょっとこの場をお借りいたします。

>ノズル径を小さくしてもポンプが一緒なら最終的な量は一緒では?
TMRの加速ポンプは、吐出開始時期と終了時期を調整できます。終了時期調整はポンプストローク量を制限することで行いますので、吐出量調整ということになります。
加えて、ノズル径変更は、少しずつ長く吐出するか多く短く吐出するかの調整になります。
これらを任意に組み合わせることできめ細かい調整ができるようになっています。
【2009/02/16 00:38】| URL| まめしば [ 編集する? ]

まめしばさん。フォロー有難う御座います。
この辺は非常に凝った仕組みなので、現物無しでの説明は難しいのですが・・。
スロットルとポンプのプランジャーは直結していないで、スプリング内蔵のレバーを介しています。
たとえば1/4~1/2でポンプを押すようにセットしてスロットルを1/4~1/2へ急開したとします。
もしプランジャーが直結でしたら、ポンプ内のガスが邪魔に成ってスロットルは開きません。ポンプの吐出を待ってスロットルが開く状態に成ってしまうのです。
で、スプリング内蔵のレバーが必要なんです。
スロットルは急開しても、スプリングが撓んで、ポンプはスロットルに連動しては動かないのです(吐出量に見合ってスプリングの力でプランジャーが動きます)。
スプリングの力でプランジャーを押し、ガスを供給しているのです。
ですから、噴出し口の穴が大きいと短時間に供給されますし、小さいと時間が掛かります。
で、更にややこしくしているのは、プランジャーポンプにわざとリークをさせています。
急開の時には沢山。ジックリ開けるとリークして供給量を少なめに。
最初、この仕組み(スプリング内蔵レバー)を見た時、すぐには理解できませんでした。かなり凝ったポンプです。
逆に言うと、ポンプを働かせるとスロットル速度で供給量が変わりますので、ジェッティングが複雑に成ってしまうのです。
それで、ポンプに誤魔化されない為に、完全にOFFにしたのです。
ジェッティングを詰めていって、此処でチョットポンプが欲しいな、と成るかも知れません。
【2009/02/16 10:17】| | ピンキー [ 編集する? ]

まめしばさん、ピンキーさん詳しい解説ありがとうございます。かなり細かなセッテイングが出来るのですね。逆にベストマッチを探すのが大変そうだけど、それも楽しみ?
【2009/02/16 20:52】| | RTパパ(88R100RT) [ 編集する? ]

従来のポンプ(ダイアフラム式)と較べると、セッティングの幅が目茶広いです。
FCRではその辺が出来ないので、社外品で調製機が売られています。
TMRの取説の説明では、完全に役不足ですね。
で、頭がこんがらがっちゃうのでとりあえずOFFです(笑)。
【2009/02/17 10:27】| | ピンキー [ 編集する? ]

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