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コメント[ 10 ]TB[ ] 2010年04月08日13:22
この様な生活をしてますと、ネタが無い(大汗)。
なんせ、右手での高負荷(中負荷も)での仕事はご法度。

仕事もバイク弄りも、結構体力勝負が多いのですね。

そんな時、もう此処のブログで、知らない人はもぐりではないかと言う、暇主婦さんからネタを貰えました(笑)。

ぼくも結構自信が有るんですけど、彼女の行動力には、頭が下がります。
女の子の甘えが全然無いんですね。

彼女の昨日のブログに、ソケットハンドルが載っていました。

『ヘー、良い物見つけたな。』って思ったもんですから、チョット取り上げて見ます。

二本のハンドル

僕の持っている9.5mmソケットハンドル二本。
上が日本製のKTC。
下が、御馴染みスナップオン。

僕は、バイク弄りの時にはこのどちらも殆ど使わないんですね。14mm以下でしたらラチェットハンドル。14mm以下でラチェットで緩まなかったら、完全にオーバートルク。

締める時も、この長いハンドルではオーバートルクにし易いんですね。
長年、工具に親しんでいますと、トルクレンチは殆ど使いません。
17mm以上はメガネを主流に使います。ソケットはオフセットが大きいので、高トルクは怖いんです。

結果、このハンドルの出番は殆ど有りません。

実は、バイク弄りではなく、本職の旋盤で使うのです。
チャックの爪の付け替えに使うのです。

最初はKTCで頑張っていました。
旋盤の爪の締め付けトルクは高トルク。
KTCのハンドルでこの作業をしますと、グニャっと言った嫌な感触を感じたのです。

ハンドルの二股が開いているな。そう感じた僕は、すぐにスナップオンに電話。
写真のハンドルを持って来てもらいました。

使ってみると、思った通り。嫌な感触がない。で、驚いたのがKTCのハンドルだと力いっぱい緩めないと緩まないボルトが、スナップオンだと簡単に緩むのです。

ハンドルが長いので、其の所為かと思い、KTCと同じ位置に手を掛けても同じです。


二本のハンドル

この二本の違い。ヘッドの二股部が逆なのですね。
KTCはヘッド側が二股。スナップオンはハンドル側です。
この方が肉を稼げるので強度が出るんですね。

あの時のスナップオンのセールス。ハンドル側が二股はスナップオンだけです。
って言っていたから、暇主婦さんのもスナップオン?。

二股の内角もKTCは略直角。スナップオンは内アールが付いています。


僕の使い道

僕の普段の使い方。ヘキサゴンヘッドでの使用です。
ラチェットハンドルでは一切役に立たない、高トルクでの使用です。

ハンドルを換えてから、安心して作業をしています。

追記。最近のメーカー出荷時のネジ。完全にオーバートルク。STも例外では有りません。
結果、出荷時のネジを緩める時だけは、ラチェットハンドルは使わないで、このハンドルを愛用しています。

旋盤での使用は此処にアップしています。
http://hayashilab.blog.shinobi.jp/Entry/190/

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Rg
同じような工具でも突き詰めると違うのですね
【2010/04/09 18:40】| | 暇主婦 [ 編集する? ]

最近、スナップオンに嵌ってしまったのは、オーバートルクで締まっているネジが簡単に緩むんです。
メガネも、KTCだと力いっぱいでやっと緩むネジが簡単に・・。
失敗してボルトの頭を舐める事を考えたら、スナップオンの価格は納得です。
いっぺんに揃えるのは大変ですから、高トルクのボルト用から揃えています。
それと、昔ワークスのメカニックだった人の言葉。『標準工具はボックスかメガネ、スパナは特殊工具。』この言葉は肝に銘じています。
【2010/04/09 19:34】| | ピンキー [ 編集する? ]

お体だいぶ良くなったようで、なによりです。

スナップオンですが、明らかに最近のモノは質が落ちています。
残念ですが製造国も変わったようです。
【2010/04/09 22:18】| | パタパタ [ 編集する? ]

知り合いのプロは一時期スナップオンそろえて使っていましたがしばらくで元のKTCに戻してしまいました。
どうして?って訊いたらE/Gやってる時はどうしてもオイルの付着した手で工具を持つのでツルピカの工具は保持するのに力が要って締付けトルクが判り辛いと言ってました。
私も基本メガネです。入らない場所だけスパナですね。
車載工具のスパナはかなりの高確率で舐めますね。 精度も強度もダメダメです。判っていてもあるとあてにしちゃう・・・
【2010/04/09 23:58】| | RTパパ(88R100RT) [ 編集する? ]

工具もこだわると・・・
色々あるのですね~^^
σ(^^)はナメルほどのパワーが欲しいです・・
【2010/04/10 00:09】| | 暇主婦 [ 編集する? ]

パタパタさん。
何時頃から落ちたのですか?
僕のスナップオン。ここ10年間で買った物ばかりです。
落ちたと言ってもKTCよりはシッカリしているかと・・。

RTパパさん。
スナップオンのグリップ。不思議と滑らないんですよ(僕の場合だけ?)。
それよりもKTCのグリップのギザギザが手の平に食い込んで痛いんですね。
結果、力を入れられない。と言うのも僕の理由です。
メガネも不思議と力を掛けても痛くないですし。

暇主婦さん。
知らない方がよい世界かも・・・(笑)。
【2010/04/10 01:08】| | ピンキー [ 編集する? ]

工具は手の延長と言う位ですから好みも十人十色なのでしょうね。
ローレット加工ひとつとっても単に線が入っているだけ見たいのからとがっているのや台形状の物まで・・・使ってみないと感触は判らないですよね?
【2010/04/10 11:34】| | RTパパ(88R100RT) [ 編集する? ]

間違いなく言えるのは、僕の手の平にスナップオンは馴染んで来る、って事です(笑)。
メガネも手にピターって来るんですね。
結果、安心してトルクを掛けられる。
1年位前かな?
TELさんのフォークのエンドボルト(アウターチューブの最下部、キャップスクリューです)が、以前整備したデーラーで、信じられないトルクで締めてくれて、取り外し不能に。
写真の組み合わせで緩みません。
もうかまわない。六角穴が舐めるまでトルクを掛け、舐めたらドリルでもんじゃえ。

と言う事で、ジワーっとトルクを掛けたら有る所でコクッ。
6ッ角穴が舐めました。
この時も、レンチ側は舐めない自信が有ったから出来たんですね。
実際レンチは傷一つ無し(角のつぶれも全然有りません)。
ボルトは六角穴が丸穴に。
丸穴が有るので、ドリルのセンターは簡単に出ます。
ドリルで頭を飛ばしたら、残ったボルトは簡単に取れました。
典型的なオーバートルクです。
アルミワッシャーが完全に潰れ、ネジにまとわりついているのを見た時は・・・・・・・。
このネジを締めた人、出社前に夫婦喧嘩をしてきたな・・・・(大笑)。
まあ、こんな経験をしながら工具への信頼が湧いてくるんですね。
【2010/04/10 12:01】| | ピンキー [ 編集する? ]

どうも、わたしそんなに工具マニアじゃないで
すが、スナップオンの様子が変わったのはたぶん
ここ五年以内だと思います。(詳しいひと、まちがっていたらおしえてね)
まぁ、あのピカピカの仕上げはいかにも‘アメリが’というかんじでしたが、ソケットの外径の小ささ、座繰りの浅さ、レンチの肉の薄さ等繊細なところが魅力でした。
対して、最近のモノは造りがゴツくなってます。
材質も硬さがめだち、靱性に欠けるように感じます。
ただ、値段は昔より下がっているようなので
(少なくとも本国では)しかたないかなぁとは思いますが。
そうは言っても、KTCのスタンダードクラスよりは
はるかに高品質ですよ。もちろん。
(KTCのスピナーハンドルも今のはスナップオンタイプになってますが)
【2010/04/10 13:51】| | パタパタ [ 編集する? ]

私も工具マニアではないですよ。
只使って差が出ると仕方なく・・・。
同じに使って、緩む、緩まない。ネジを舐める、舐めない。僕にとっては重要なだけです(笑)。
ちなみに一般に買う人が少ないのですが、黒仕上げも有ります。
安いですし。
で、僕は見た目で・・・・・。
ヤッパリマニアか・・。
追記。
硬く締まったネジを緩めるには、工具が変に弾力性を持っていると緩みません。
強度の高い方が緩めるのは楽ですね。
【2010/04/10 14:14】| | ピンキー [ 編集する? ]

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