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CATEGORY[ST250 リアサス]
コメント[ 0 ]TB[ ] 2009年10月03日11:09
先日の試乗以来、天気は悪いし仕事は大詰め。全然乗れません。

で、昨夜(昨夜は酒を飲まなかった、エヘン)、布団についてから、先日のリアサスの感触をもう一度考えて見た。

兎に角不思議な感触。
今迄味わった事の無い感触で戸惑いも。

まず感じるのは、路面が整備されてしまった。つまり細かな凸凹が無くなり平らに。

確かにショックは感じます。でも角が丸いのです。ジャー、柔らかいのかと言ったら、『余計な動きはしません。』ってダンパーが頑張っている。

今迄のサスなら、この様に余計な動きをしなければ、若干の固さを感じるものですが其れが無い。

わざとマンホールの蓋を乗り越えました。若干路面より出ているあの嫌なやつ。
ドンって来るんですがショックが柔らかい。

でも柔らかいけどシッカリしてる。何とも不思議な感触です。

あの時の感触を思い出す程、不思議さが増してきます。

理論的には、動き出しのフリクションが減ったのですから、当然と言えば当然なんですが、兎に角味わった事の無い感触。

一度経験して、この不思議さを味わったら病み付きに成りそう。


追記です。
今回、スィングアームビボットのオーバーホールを考えて、部品は一通りそろえたのですが、まだ大丈夫なようです。
もしビボットが不調でしたら、今回の改造。何も変わらなかったと思います。
エンプラのビボット。昔は考えられませんでしたね。

で、更に追記。
柳の下の鰌を狙います(笑)。
もう、ピンッって来ましたよね。
そう、フロントフォーク。
フォークを後回しにしたのは、フォークスプリングがオイル漬け。
リアより条件が良いですよね。更にスプリングの直径も小さいですし。
効果はリアの方が出るよね。の判断も有ったのです。
まあ、リアから攻めたのはベアリングが可哀相ってのが一番でしたが(笑)。

フロントはオイル漬け、更に小口径、厚みの有るベアリングを入れたらプリロードが変わってしまう(オイオイ、スプリング上のパイプを切ればいいじゃない・・・・メンドイ、汗)。

まあ、最小の手数で最大の効果を狙う怠け者ピンキー君です。
フロントは、エンプラのカラーで行けると踏んでいます。
ただ、スプリングの交換、オイル量、粘度の調整は必要に成ってくるとは思っているのですが・・・・・。

でもSTのフォーク。良いフォークです。

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CATEGORY[ST250 リアサス]
コメント[ 1 ]TB[ ] 2009年10月01日17:17
二本のサス

改造前後のサスユニット。スプリングを逆組したのはご愛嬌。
標準品を見ると、何か物足りなさを感じるのは僕の欲目。

スプリングの逆組みを治し、もう一本にもベアリングを組み込み、プリロード、その他を一切弄らずに試乗へ。

仕事をサボってですから、ほんの10数キロ。
でも判ります。細かなショックの角がまろやか。この味が判ったら標準品の動きはガサツ。
兎に角スムーズ。

で、一番驚いたのは後ろが下がってしまった。間違いなく車高が下がっている。

クッソー。1Gでの車高測っておくべきだった。
まさか車高まで変わるとは思ってもいなかったし。

サスは、忙しく動いているのを乗り手に伝えないよう、一生懸命気遣っている。

コリャー、長距離疲れないぞ。兎に角、変に気に成る動きを感じさせない。

この動きが普通で、今迄は変だったよね。まったく人間は贅沢です。ノーマルサスからクァンタムに交換した時、絶賛だったくせに。

で、一番の楽しみ。

ピロ

帰ってすぐの、下側エンドアイ。真っ直ぐです。此れを見たかった。
見た瞬間、思わず拍手。

スフェリカルベアリングの使い方は、動く範囲の中間点で使うのが正しい使い方。

今迄の様に、片側に捩れきっていると、片方には動けないのです。
結果ベアリングは痛がって・・・・・。

兎に角、この姿を見たくての改造でしたから、乗っての感触は『良くなったらイイナー。』程度だったのです。

でも、走りも良く成って・・・・・(ニコニコニコ)。

メンテの必要度が上がりましたが、この走りを味わえるのでしたらかえってメンテも楽しみ。

なぜ、普通のメーカー、やらないのかなー?
答えは数千キロ後に出たりして(汗)。

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CATEGORY[ST250 リアサス]
コメント[ 6 ]TB[ ] 2009年09月30日22:18
基本性能の高さに納得している、クァンタム。
でもねー?

今迄はWPしか知らなかったピンキー君(有名過ぎるオーリンズなんて使うもんか、のツマラナイ意地です)。

でも、WPは上下のエンドアイにピロ(この言い方嫌いですけど一般には通用している様ですので)を使っています。

ピロの働きを良く考えてください。片側だけ(クァンタムがそう)ってピロの動きを理解していない。ピロは上下に使って初めて意味が有るのに。

輸入元のコストダウンの被害に遭っているんでしょうね。次回のメンテ、上側にもピロをつけてもらうつもり。出来ないって断られたら頑張って付けちゃうでしょうね。

まあ、それくらい惚れてしまったクァンタムなのです。

ピロボール、正しくはスフェリカルベアリング。産業機器の世界で育てられたピンキー君。趣味の世界での呼び方は、好きに成れません。

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CATEGORY[ST250 リアサス]
コメント[ 2 ]TB[ ] 2009年09月30日19:38
WPレーシングスペックに対向して、クァンタムレーシングスペック。

駄目ですねー。ベアリングが手に入ったら、おもちゃを手にした赤ん坊。

我慢はストレス。ストレスは僕の病気にとっても悪い。
病気を再発させない為にやっているんですよー(言い訳見え見え、汗)。

レーシングスペック

出来上がりました。心配したスペーサーとネジ部の干渉はギリギリセーフ。

買ってしまったエンプラ丸棒は、女房と喧嘩した時の武器に使えそう。

エーーー。自分で作ってなんですが、カッコイイーーーー。
緑矢印がベアリング本体。赤矢印が僕の作ったスペーサー。
チョット見、単にスペーサーを噛ましただけに見えるのがミソ。

元通りにプリロードを掛けて、下のエンドアイを廻します。
抵抗無くクルクルと。
まるで、プリロードゼロみたい。
此れならピロが痛がる事は無い筈。
更に車高調整がプリロードを緩めなくても簡単に出来る。

へへへ、大成功。

耐久性は、値段から言って5000kmも持ってくれれば御の字。
現実にはベアリングの規格からもっと持つ筈。
ベアリングにはウレアグリスをタップリ塗り、耐水性アップを図りました。

さあ、明日は天気が持ち直す筈。マスターとリアサスいっぺんの試乗に成りそう。

今晩、興奮して眠れないかも(子供)。

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CATEGORY[ST250 リアサス]
コメント[ 2 ]TB[ ] 2009年09月20日14:31
スペーサー材料

ドンドン話が大きくなって・・・・・(汗)。

アルミじゃ拙い事に気付いたスペーサーの材料。
アルミに対して攻撃性の無い材料。

有るんですねー。
本当に今は良い時代です。

エンプラ。正しくはエンジニアリングプラスチック。
テフロン等もその仲間です。

で、今はこのエンプラ、兎に角種類が多い。

用途別にとんでもない種類が。

自己潤滑性の有る素材が多いので、無潤滑で使える物も有るのです。
機械強度も結構有り、金属に代わって各部に使われています。

先日アップした、STのスィングアームビボットのブッシュもコレですね。

色々有り過ぎて迷うほどです。

只、過剰品質の材料なんて選んでしまうと、目玉の飛び出る代金を請求されます(金属よりも高額な物多々)。

今回は60Φの丸棒ですから、うかつには注文出来ません(結構危ない)。
商社は連休。見積もりを出してもらうのはムリ。

きっと安いよね(汗)と思われるものを注文しました。

さて・・・・・・・。

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CATEGORY[ST250 リアサス]
コメント[ 10 ]TB[ ] 2009年09月20日11:58
残業

昨日の残業時間。旋盤大活躍。

残業 そのⅡ

出来上がりました。ベアリングとスプリングの間に挟むスペーサー。

肉厚が1.5~2.0mmしかない為、結構気を使う切削でした。

で・・・・・・・・・。無駄に成りそう(汗)。

図面でジックリ検討するのが苦手なピンキー君。出来上がった物でオットと言うのが日常茶飯事・・。

このアダプター、スプリングと一緒に廻るのです。
と言う事はプリロード調整のネジ部分と擦れ合ってしまう。

ネジ部がすぐに駄目に成る事は無いけれど、長年の使用はちと心配。

まあ、其処の部分を使うプリロードは有り得ないのですが、折角のアルマイトがずたずたになるのは忍びない。

グリスをタップリ塗っても良いのだけれど、グリスは走行中にゴミを呼びます。

で、材質変更。アルミは止め、サスに優しい材料に。

手持ちの無い材料なので、改めて発注。でも世の中連休なんですよね。
何時入荷するか不明。

ST君。長期休暇・・・・。

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CATEGORY[ST250 リアサス]
コメント[ 0 ]TB[ ] 2009年09月19日10:42
残業

昨日の残業。残念ながらサービス残業(笑)。

買ってから、1500km程しか走っていないクァンタム。
素性が良い。だったらもっと良くしてやろう。そんな気にさせるサスペンションです。

ネタは昨日のコメントに書いちゃいましたから、もうバレバレですよね。

押しスプリングを考えてください。押し縮めるとスプリングには捩れの力が発生します。

結果スプリングとサポートの間で擦り合う結果になるのです。
此処のフリクションを無くせば、更に動き易いサスに成るのは見え見え。

以前、WPにテフロンワッシャーを挟み試乗。結構ニヤッとしたものです。

あの時はベアリングが無いのではなく、プリロード調整ナットとフレーム間が狭く、ベアリングを入れる余裕が無かったのです。

シートレールを作り直した時かな?  その後病気でダウン。取り付けを断念した理由は忘却の彼方。

今回ベアリングを発注するのに、なんせ初めて購入するベアリング。カタログをチョイ見た程度では理解不能。

面倒だ。取り合えず買っちゃえ。

買ってから、サスを外し寸法を測っている愚か者です。

最初良く見もしなかったカタログ。ジックリ見たらちゃんと理解。
ハハハ・・・・・・(汗)。
間違って買ったベアリング。1個はピンキー2号へ。もう一個は・・・・・・(笑)。

写真の通り、サスのスプリングを外し各部の寸法を取り、スプリングとストッパーの間にどの様にベアリングを挟むか検討。

アルミのアダプターを1個作れば、取り付け可能の図面が出来ました。

スプリングの捩れを吸収するのが目的ですから、上下のどちらに入れても大丈夫です。

バネ下重量を考えると上ですかね(僕には判んないと思う)。

まあ、ゴミにまみれないと言う理由で上に設計しました。

今度は、どのベアリングにどのレールの組み合わせで行けるかも判りましたので、即発注。

でも商社は連休に入ってしまいましたから、入荷は28日過ぎでしょうね。
仕方ない、仕事でもするか・・・・・(大汗)。


追記。クァンタムのプリロード調整ネジ。バックラッシュ(ガタ)が多過ぎますね。リングナット作り直しかな?

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CATEGORY[ST250 リアサス]
コメント[ 4 ]TB[ ] 2009年09月18日16:41
非常に気に入っているクァンタムですが、人間の欲望にはキリが無い(僕は特に、汗)。

かなり以前、WPから限定サスが発売されました。レーシンググレードと謳っていたのです。

何が違うかと言いますと、スプリングのサポート方法。

完全にスプリングをフリーの状態にし、フリクションの激減を狙っていました。

一応機械屋の僕は、この構造にベタ惚れ。

理に適っているのです。

ピンキー号のWPサスにも使えないかとベアリングを散々探しましたが、適合サイズが無く、断念。

でも、ベアリングの変わりにテフロンワッシャー(フリクション、寿命共に問題あり)で試験して見ました。

間違いなく、初期作動が良く成ったのです。

まあ、1000kmももたず、テフロンはズタズタに。

今回のクァンタム。使えそうなサイズのベアリングを見つけました。

ただ、この種のベアリングの購入は初めて。

業者にカタログ番号だけでの発注。

で・・・・・・・。

ベアリング

マイッタ。中心のローラーだけでレールは別売。

ア~~~ア。

まあ、最初はこんなものです。失敗をしながら覚えていく。
なんて、言い訳ミエミエなんですが・・・(汗)。

で、何処に使うか判りますか?

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