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CATEGORY[ST250 ノーマルキャブレター]
コメント[ 0 ]TB[ ] 2008年01月15日17:38
エンリッチャー

しつこくまたもやの更新です。
エンリッチャーの働きは、エンブレ時に普通薄くなる(とメーカーは言っている)混合気を、空気の通路を狭くして適正混合気にする為の物。
どうやって其れをしているかと言うと(この前スローポートを掃除したときに徹底的に覗いた)PAJを2個用意し、通常は2個からエアーを供給。
エンブレ時に吸気負圧が高まると片方のPAJは穴を閉じてもう一方のPAJだけでエアーを供給。結果混合気は濃くなる。
常に働いているPAJはキャブ入り口に普通に付いている。
そのPAJの付いている穴の奥に横穴が開いていて、ストレートの通路はPJからの燃料と混じる様に、横穴はもうひとつのPAJに繋がっている。
そのPAJが収まっているのが赤丸の蓋の中。
これの働きを止めるのは、キャブのエンジン側からの負圧を導いてダイアフラムで作動。
で、問題はダイアフラムの作動は急激に動かない様に、負圧穴にはかなりの小さなオリフィスが、更にダイアフラムを押しているスプリングは結構強い(このスプリング、本当に負圧で押せる(引ける)のかと思う程)。
この事から考えると、一瞬のスロットルオフではエンリッチャーは働かない。
低回転のスロットルオフでも負圧が弱いので働かない。
つまり僕みたいにコーナーや交差点にある程度の回転を維持して突っ込まなきゃ働かない(だからしなきゃ良いのに、汗)。
突っ込む時にも働かなくするには、蓋の中のPAJの穴をふさいで、此処から供給されていたエアーをメインのPAJで補えば良い。
ナンテ考えてるんだけど巧く行くのかなー?


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CATEGORY[ST250 ノーマルキャブレター]
コメント[ 0 ]TB[ ] 2008年01月15日14:02
キャブレター

急激にセッティングの決まってきたST君のキャブ。
今日は暫くぶりに表へ出されあちこちと用事に働き出した。
でも、ピンキー君。此処まで来るとほんの細かな所もチェック。
 PS調整用のマイナスドライバーがウェストバックに入っている始末。

強烈なエンブレとドンつきが兎に角嫌いなピンキー君。どちらもPSを締め加減の時が弱くなる。
で、かなりの良い線に落ち着いてきました。これ以上絞るとアイドリングの落ち着きに影響が出ます。
エンブレは合格。
問題はドンつき。静かに走って低回転を多用の時は本当にスロットルに忠実に働き出しました。
問題は調子に乗ってコーナーや交差点に突っ込んだ時(やっちゃいけない、汗)。
エンジンの回転が高く、スロットル全閉。その後のスロットルオンの時に若干のドンつきが出る。
ある意味、この時の方がドンつきはイヤ。
なぜかを考えると回転が高い時はキャブとエンジンの間の負圧が高い。結果、エンリッチャーが働き、ガスは濃い目に。アイドルポートからの混合気が濃い時にドンつきは出易い・・・・・・・・・(ニコッ)。
エンリッチャーを殺してしまえばこの症状は治りそう。兎に角今のキャブでの納得の行くセッティングが出ない内に(出せない内とも言う)次のキャブへの交換なんて兎に角イヤ。
で、エンチッチャーを殺すのは簡単だが、現在のPAJを大きくしないとセッティングが狂ってしまう。

実は、数日前にこのネタは考え付いて、バイク屋さんにPAJを発注済。今朝取りに行ったんだけどしっかりと連休中。早くやりたいのになー  

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CATEGORY[ST250 ノーマルキャブレター]
コメント[ 0 ]TB[ ] 2008年01月12日23:47
本日の帰宅はかなり遅め。
仕事が溜まり過ぎ。(僕の責任です。)
やっと食事も終わり、なんとなく過去のHPをもう一度見ていたら・・・・・。

http://hayashilab.syuriken.jp/250carburetor01.htm

こんな記述にぶち当たり。
ア~~~~ア。最初から判っていたんジャン。
シッカリとスローポートが薄いと書いていた。
マサカ詰まっているとは思わずに、セッティングで何とかしようと始めたのですね・・・・。
僕の半年・・・・・・・・・・・・・・・。


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CATEGORY[ST250 ノーマルキャブレター]
コメント[ 2 ]TB[ ] 2008年01月11日16:54
スローポートの詰まりがバレタST君のキャブ(気付かなかった僕がバカ、汗)。
突然(当たり前か)、セッティングが思う様に成って来ました。
今朝は早く出勤。何の事は無い。ST君に乗る為。
今迄なら、信じられない程、PJが絞って有ります。この様子からすると、購入した時から詰まっていたとしか思えませんネ。
過去のセッティングデーターは全て書いて有りますが、最初からかなり大き目のPJを要求されていました。
僕が弄ったのは基本的にエアクリの入り口を広げ、マフラーの抜けを若干良くしただけ。
マフラーの変更がこの程度でしたらジェットの変更はホンのチョイで済む筈ですし、エアクリの抵抗を下げた場合はMJとニードルの変更だけで殆どの場合済んでしまいます。
と言うのはエアクリの吸気抵抗はスロットルが大きく開けられた時には効きますが、低開度の時は問題に成らない為です。
でも、僕のSTは違いました(スローポートが詰まってたんでは当たり前)。
更に話をややこしくしたのが、低排気ガスへのチューン。メーカーが何をどうして巧く逃げたのかが判らなかった為です。
本当に遠回りをしました。でも(負け惜しみかな、汗)お陰でニードルを弄る(削る)とどうなるかも体験できましたので、TMRでは役に立ちそうです。
暫くぶりに大垂水へ走りに行きたくなりました。今迄のST君では考えられなかった事。
路面が工事でびしょびしょでしたので途中で引き返しましたが・・。
帰り道、馴染みのバイク屋さんへ寄って、PAJを二個注文。
何をしたいのかはナイショ(笑)。

今朝の走りで、開け始めから中間までに薄さを感じます。其処でニードルを1/2段濃い目に。
すぐに試走。トルクが滑らかになり更にアップ。でもアイドリングが下がったので、PSを若干締め込み。
なんとプラグは6番なのに良い感じ。いくらなんでも・・・・。
ニードルが元の状態でもスロットル1/2以上では薄さを感じなかったので、MJを5番下げたところで時間切れ。
明日は雨の様ですので、結果は日曜日かな。



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CATEGORY[ST250 ノーマルキャブレター]
コメント[ 1 ]TB[ ] 2008年01月08日15:32
スローポートから燃料補給が開始されたST君。
ご機嫌に成りました。と言っても今迄出ていなかったポートから燃料が補給されてるので、最初からやり直しの感じです。
只、今までは出るべきところから出ていなかったので(気が付かなかった僕がお馬鹿さん)、其れを補うセッティングに成っていたのですから、其れは当たり前。
でも、今迄ナンデカナーーー?って悩んでいた所が解決した訳ですから、今度はスムーズに行ってます。
スローポートを補う意味でのニードルストレート部の研磨でしたが、必要無く成りそうです。
JNとNJの隙間が大きいですから、クリップ位置の変化に敏感過ぎる症状が出てきました。
1/2段でも変わり過ぎ。
取り合えず、もう1本持っていた、ノーマルに交換。
1/2段濃い目で組んで、エンジンスタート。
室内ですから温度は高いですが、スターター(チョーク)無しでエンジン始動。
スロットルを軽く煽ると若干濃い症状。
PJを2.5番小さくする必要が有りそうです。
でも軽く煽った時のシングルらしい歯切れの良い排気音と小気味の良い鼓動感。
買ってから一度も感じた事の無いフィーリング・・・・。
ウーーーーーン。最初から詰まっていたのかなー?
今迄のセッティングの進行具合をもう一度見てみると、スローポートから出ていないのに気付かず、其れを補うセッティングを一生懸命にやっていたのが見え見え。で、キリつくのにプラグが被ると言う何とも変てこな症状に悩まされていた訳です。
で、タイトル。
お陰さまで、ニードル段数を変えるのに必要な時間は5分掛からないと言う威張れると言うか威張れないと言うか・・・・・・・(汗)。



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CATEGORY[ST250 ノーマルキャブレター]
コメント[ 0 ]TB[ ] 2008年01月07日13:23
ヤハリ詰まっていた


昨日の欲求不満を解消すべきと走ってまいりました(勿論用事でですが、汗)。
一昨日にPJを5番も絞ったので、プラグは写真の様にカーボンっ気は丸っきり有りません。写真では外周部が汚れて見えますが、実物は金属の焼けた色で、汚れは何も有りません。
で、この状態でキリつきが出なくなりました。
今まではカーボンの付いた状態でもキリついていた同じエンジンとは思えませんね。
流石にスロットルを1/4以上開けた時に薄さを若干感じますが、ニードルのクリップ位置で調整出来そうです。
もう、大騒ぎしていた原因がスローポートの詰まりでチョン。
ハ~~~、穴が有ったら入りたい。
今迄、パイロット系を弄ると、予想外の結果ばかり出ていたのもこいつの所為の様です。PSを弄ってもPJを弄ってもセオリー通りにエンジンの様子が変わり、プラグの焼けも変わってくれます。
こうじゃなくちゃ・・。


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CATEGORY[ST250 ノーマルキャブレター]
コメント[ 1 ]TB[ ] 2008年01月06日12:45
パイロット系

写真にペイントをする方法がやっと判り、早速アップ(汗)。パソコンは苦手と言ったでしょ・・・・。
で、最近のBLOGに良く登場するアイドルポートとスローポート。
要は、キャブレターはスロットルの開く位置で、違う穴からガスを供給して、全体のバランスを取っています。
まずアイドリング。赤丸で囲んだアイドルポート(AP)が働いています。
この穴の真下にはPS(パイロットスクリュー)が有り、此処の穴から出るガス(混合気)の量を調整しています。混合気の混合比はPJ(パイロットジェト)とPAJ(パイロットエアージェット)で計量した割合に成ります。
スロットルバルブ(バタフライバルブ)は殆ど開いていない状態です(ほんの僅かは開いている)。此処で問題になるのが排気量に見合ったキャブ径かどうか?大き過ぎるとスロットルバルブは殆ど開きませんし、小さいキャブの場合は結構開いています。この辺でAPの働く割合が変わります。
STの場合はキャブが大きいですので、スロットルバルブは殆ど閉じた状態です。
キャブが小さいと最初からスロットルが開き気味。結果最初からスローポートが働き始めます。(ハタカブがその状態。そのくせPAJの交換が不能。その為スローポートを埋めてセッティングを出し易くしました。詳しくはこちらで http://hayashilab.syuriken.jp/110carburetor02.htm )
スロットルを開くとバタフライバルブが回転。バルブの下側に隠れていたスローポート(SP、緑の線に囲まれた3個の穴)が顔を出します。
此処からのガスの量はPJとPAJで計量した混合気です。但しAPの様にPSの様な計量部分は有りません。ジェットでの計量したものが其の侭出て来ます。ですからPJとPAJの選択は大切なのです。STのキャブの場合どちらも変更が可能でしたので、非常に助かりました。
この写真はスロットルが1/4開いた状態です。
この辺に成りますと、メイン系からの供給も始まります。



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CATEGORY[ST250 ノーマルキャブレター]
コメント[ 0 ]TB[ ] 2008年01月05日17:38
本当にもう少しのところまで来て、足踏み状態だったSTのキャブ。
キリつきをなくせばドンツキが出易く、その逆も有り、ウーーーーーーーン?
今朝一の変更でスローポートから出てないんじゃないか?
確かに此処最近のセッティングではアイドルポートは十分に濃い。でもスローポートは薄い。此処まで判っていながらその先に進めないでイライラ。
ひょっとしたら?と言うのは今朝のブログで書いたとおり。
で、こうなると我慢をするのは血圧が上がる(汗、口実です)。
一仕事終えたら昼飯も食わずにキャブを外してしまった。
外せる部品をどんどん外し、本体だけ状態にし、スローポートのチェックです。
PAJの穴をふさぎ、PJを外した穴からキャブクリーナーを勢い良く注入。
バタフライバルブは手でオープン状態。
3個のスローポートから勢い良くクリーナー液がジョボジョボと・・。
正直ガッカリ。詰まってないか・・。
全てのパーツを元通りに組み、エンジンスタート。

ハハハ、スターター無しで掛かってしまった。
ヤハリ詰まっていましたね。只ほんのチョイだったので、クリーナーですぐに開通。
取り合えず何も弄らないで試乗。
キリつきません。ドンツキも影を潜めてスロットルパーシャルがとてもし易くなって、オイオイオイ。
スロットル1/8~1/4のトルクアップ。
兎に角扱いやすい性格です。
この感じだとPJを更に2.5絞り、ニードルの調整するとかなりの線に追い込めそう。
最初から詰まっていたのか、だんだん詰まって来たのかは不明ですが、買った時の走行距離、3600kmに騙されました。ハタカブだって新車でパイロット系が詰まってたのに。
今までのあちらを立てればこちらが立てず状態を脱しそうです。
ドンツキは最初から結構酷く、ねかしている間のパーシャルは殆ど出来ない状態でしたから。
さあ、悪い子から良い子に変身出来るかな。



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