
15000km頑張ってきたPCVバルブと今回作った排気アダプター。
バルブは、長時間の使用にも全然異常なし。
外した時に、バルブ上部に沢山の水が溜まっていたのにはギョッ。
此れだけのブローバイを排出していたのね。ご苦労さん。
乳化したオイル成分はゼロ。
写真は掃除も何もしていない、外した侭の状態です。
バルブの詳しい内容はこちらで↓。
http://hayashilab.syuriken.jp/110breather30.htm
とりあえずのつもりでつけたのに、結構良い調子を維持して来ました。
で、ピンキー君。メンドイの一言で・・・・・・・(汗)。
只、付けた時から気にしていたのがクランクケース内の換気。
普通のブリザーにはワンウェイバルブなんて付いていませんから、出るも入るも自由自在。
特に気にしていたのがエンジン停止後。
エンジン温度が下がる。クランクケース内の気体は収縮。今迄なら、ブリザーから空気が逆流して来てチョン。
ところがブリザーにワンウェイバルブが組み込んで有りますから、逆流は出来ません。
ピストンリングの隙間から入るのかなー?
この辺を気にしている人っていませんね。
なんせ、エンジンのシーリングは略完璧。
オイル交換。ドレンを外す。オイルが出て来ない。フィラーを外すとドバッ。
ST君のエンジン、エライ。
だから心配・・・・・・・・。
更に夏場。エンジン内に熱気がこもっている気配十分。
何でそんな事判んの?と言われると言葉にし難いんですが、ハタカブでの経験ですね。
PCVにして換気を良くした時の感覚。
それに、クランクケース内がブローバイガスだけで充満しているって・・・?
殆どの方が、クランクケース内の気体を吸い出す考えですが、僕は吸い出すのではなく押し出す考えです。
つまり、ピストンが下がる。内圧が上がる。上がった圧力でバルブを開き内部の気体を排出。ピストン上昇。気圧が下がる。バルブは閉じ外部からは何も入らない。
此れの繰り返しで、内圧を下げよう。
でも此れは単気筒や360°ツインに効果的ですが、4気筒には難しい方法ですネ。
内圧を下げる事には賛成ですが、マルチエンジンと単コロは違う考えでしないと、失敗すると思います(同じ方法では、単コロの方が圧力が下がり過ぎてしまう)。
ハタカブでの経験ですが、内圧を下げ過ぎますと、ブローバイガスの増加を明らかに引き起こしました。
で、下がり過ぎない様に、僅かに外気を戻す。此れが意外な効果を生んだんです。
基本的に同じエンジンのハタカブとST。柳の下の鰌を狙っています。
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