忍者ブログ
CATEGORY[ST250 基本メンテ]
コメント[ 9 ]TB[ ] 2011年03月31日12:57
メンテナンス

昨年の暮れから、STの走行距離が伸びません。
ステアリング周りの整備をしてから、ヤット1000km走りました。
浅川さんにEPLを入れてもらってから、一度もオイル交換をしていなかったんです。
この位の走行距離ですと、オイルゲージの窓のオイルはまだ透き通っているんですが、EPLはエンジン内部のクリーニング効果が高い、と聞いている通り、窓のオイルは汚れた色。

期間的にも五ヶ月交換していません。チョット拙いかな?
オイルエレメントも調べたら7000km強換えていません。
此処のところ、完全にほって置かれたST君。

整備してやりますか。

まず、エンジンオイルの排出。
今迄よりも汚れてはいますが、抜けてくるオイルを光をかざすと、透明度はまだ残っています。

でも、今朝の用事でのチョイ走りで、シフトタッチが変でしたから、もう寿命です。

エレメントも交換したので、オイル量はエンジン始動で若干減ります。
一旦、規定量まで注入。エンジン始動。2~3分暖気。エンジンストップ。
ゲージを見ると結構減っています。
ヘッド周りからオイルが戻ってくるまで、この侭で待機。
数分後、ゲージを見ますと止めた直前よりも増えていますが、最初よりは減っています。フィルター周りに回った分減ったのです。

規定量までオイルを追加。
で、僕の場合。オイル量はMAX迄入れます。

勿論EPLも5%混入。レスポンスの良さ、シフトタッチの向上、高回転での振動の軽減。この効果を判ってしまうと、止められません。

今回2度目の混入。フィルターも換えたので、更に効果を期待。

で、オイルを抜きながら、初めてのオイル交換時を思い出しました。
僕のSTは3000km強走行の中古車。

初めての交換時にオイル量のチェックをしたら・・・・・・・。
前のオーナー、サイドスタンド状態でレベルチェックをしていた(汗)。
要は入り過ぎ。

今回の交換前も、規定量入っている状態にEPLを100CC入れたので、入り過ぎ状態だったんです。
ブリザーのワンウェイバルブ、大活躍していたんでしょうね。

来週は、気分転換にチョット走ってこようかな。

拍手[1回]

PR
CATEGORY[ST250 基本メンテ]
コメント[ 4 ]TB[ ] 2010年11月11日19:38
『日も傾いた今日の夕方。
僕は例のショップの入り口で外を見ている。

予定よりも長い時間が経ち・・・・・・。
タカタカタカと元気の良い排気音が近付いて来て・・・・・。

社長がニコニコしながら帰ってきた。
ピ『どうですか?』
社『先入観を入れない方がいいだろう、笑』
やられたー。僕が本職で何時も気にしている事。

ピ『ブレーキの感じはどうですか?』
社『良いんじゃない。フロントをロックさせて滑らせて遊んだよ。』
僕は大喜び。その気にさせるブレーキと足廻りの証拠。
僕にはそのテクニックは無いけど・・・。』




本日臨時休業。と言うか定休日が無いんですからご勘弁を・・m(__)m

先日アップしましたとおり、ST君のステアリングベアリング交換と、フォークのオーバーホール。
一番怖いのが、社長のSTの試乗。

嬉しさ半分、怖さ半分の心境で行きました。
普段偉そうに言っていても、其れ成りの人に乗られるのは怖いんです。

約束時間丁度に到着。
バラす前に、現状を把握。早速社長が試乗へ・・。
10数分その辺を廻ってきた社長。
恐る恐る  
ピ『どうですか?』
社『ST250って初めて乗ったけど、此れも有りだなって。軽量車だけどビックとは違った面白さで、正直チョット欲しくなったよ。』
ピ『フーーーーー・・・・。』

不安が取れました。
早速、フロント周りの分解。
二人でするととっても楽。手が4本のありがたさをしみじみと(笑)。

勿論僕の役目は、落ちそうな部品の支え役。
社『今日はピンキーさんだけに1日空けといたから。』
ピンキー君、最敬礼。

フォークが外れ、ベアリングの打ち抜き。
専用工具で一発で抜く。
間違っても、鉄の丸棒で内側を叩く、なんて技は使わない。
あの方法。ベアリングが斜めに抜けるので、ヘッドパイプの内側を痛める可能性大。
あそこを痛めたら、フレーム交換。
社長の言葉。
『バイク屋に持ち込んで、そんな作業をされたら、其処で止めて、バイクを引き上げた方が良いよ。』

打ち込みも専用工具でドンッ。
ヤハリ、素人作業はNG。
外したフォークの分解。
新しいパーツは洗浄を済ませてかごの中。
作業前に其れを見て、ヤハリプロ。

分解したフォーク。
本当にどうして?と思う程洗浄を繰り返す。
外した消耗パーツの痛みは少なく、インナーチューブの状態の良いのを褒められて、ピンキー君有頂天。
兎に角、組む時間の何倍も掛けて、部品洗浄。
シール類はオイルに漬けて、馴染ませている。

あれ程の人が、ベアリング交換とフォークのオーバーホールに実働5時間以上掛けているのを見て感動。
任せて良かった。
今迄、僕の作業は時間が掛かり過ぎると思っていたけど、マダマダだった。
僕がするなら、フォークのオーバーホールに1日掛けても遅くは無い。
きちっとした、専用工具を使っても此れだけの時間。

完成したSTを社長が直ぐに試乗。
此れが最初の部分です。
朝の試乗の時よりも、元気な排気音で帰ってきたので、僕もニコニコ。

帰りの試乗は楽しみいっぱい。
一番先に気が付いたのが、フロントが高くなった。
原因はスプリングの交換。
自由長は新旧まったく同じ。
でも、へたっているのが考えられるので、交換。
正解でした。最近フォークの入りが早いのは、スプリングの所為。
ハハ。ダンパー調整しないで良かった。
この感じだと、僕の乗り方では20000kmが限界のよう。

ステアリング。ベアリングは消耗品と言うのをイヤでも判らせてくれました。
でも、前が上がってしまったので、もう一度セッティングはやり直し。
ダンパーはスライドメタルが新しいので、若干のフリクションを感じる。
まあ、新品のフォークに成ってしまったのだから、仕方がないか。

でも、フロントをロックさせて滑らせて遊ぶなんて・・・・・。
羨ましいなー・・。

拍手[0回]

CATEGORY[ST250 基本メンテ]
コメント[ 2 ]TB[ ] 2009年10月10日13:17
ご苦労さん

僕のオイル交換のスパンは1000km。エエッって驚かれると思います。
でもエンジンを長持ちさせたいならオイル。

何をさておいてもオイル。

オイルの交換を惜しんでるのにキャブを換える。なんて僕には出来ません。
全てに優先してのオイル交換なのです。

で、実は今回1500km強走ってしまいました。

抜いたオイルは、いつもなら透き通った物が出てくるのに、色が濃い。
勿論、どろどろ状態には程遠いですが・・。

なぜしなかったか?

一番の理由は、粘度で迷ってしまったのです。

最近気に入りの5W30。冬場は此れで決まり。
今交換すると、10W40か5W30・・・・?

もう少し立てば5W30で行ける。こんなケチ根性も有りましたが、もう一つ。

僕のST。10000km走行以前。1000kmオイルが持ちませんでした。ミッションのタッチが渋くなってくるのです。オイルの劣化はエンジンよりもシフトのタッチに出易いのです。

ところが10000kmを越える辺りから1000kmではシフトに差が出なくなって来ました。

15000km辺りから、更にシフトのタッチが良く。

今は22000km弱。1500km走ってもシフトがイヤイヤしません。

やっと、馴染んだかな。ミッションの馴染みに20000kmも掛かるエンジン。僕は大好きです。この後の長い寿命を感じさせてくれるからです。

そう言えば、バルブクリアランス調整。
10000km迄に2回しました。
その後は一度もしていません。
でも、エンジン音やアイドリングの落ち着きにバルブ周りの不安は有りません。

それともう一つの大きな変化。
10000km以前。高速中心の走行ではオイル消費が認められました。
今回も高速は走っていますし、結構元気な走りも。
で、オイル消費ゼロ。

バルブガイド周りの馴染みが進んだのでしょうね。


で、この様なエンジンにするには、まめなオイル交換が絶対条件と信じています。

何時もより長く走っても、エンジン、ミッションに変化を見せなく成ったST君。

3000km走行時より22000km走った今の方が確実に良く成っています。

で、ご苦労さんのオイル交換です。

拍手[0回]

CATEGORY[ST250 基本メンテ]
コメント[ 2 ]TB[ ] 2009年09月18日12:17
20000kmを越えてしまったST君。
良く頑張ったねー。僕が弄り回して機嫌を損ねた部分以外は、全て正常に動いてくれています。

流石に国産車。

僕の様に、ソロで長距離を走るライダーにとって、愛車の信頼度はとても大切なのです。

山岳道路で突然のエンコ。考えるだけでゾーーー。

確かに昔のバイク、特に外車。味が有ったのはとっても認めます。
でも、信頼度の点では・・・・・・?

特に電気系が危ないのです。電気系のトラブルは現地での修理が難しいですし、前もって予測できる症状も出難く、突然死が多いのです。

だったら、信頼度の高い今のバイクに、昔のバイクの味付けをしてしまえば、安心して乗れる味わい深いバイクを手に入れられるのですね。

最近のST。自分でも意識してはいなかったのですが、この方向への変身をしている様です。


20000kmも走ると、あちこちのグリスが心配。
一番の心配はスィングアームビボット。
他のブログで此処がグリス切れ、ブッシュ交換に成った記事も見てしまいました。

今の所、不具合は一切感じないのですが、転ばぬ先の杖。
パーツリストを見ても、昔のビボットとは構造が違って見え?

ビボット周りの部品を取り寄せました。

パーツ一式

国産車(特に250単)は部品が安くて助かります。リアブレーキシュー迄買ったのに¥5000で済みました。

入ってきた部品を一個一個確認。

で、ビックリ。今の部品グリスなんて要らないんですね。

ブッシュ。樹脂製なのです。しかもオイルが染み込む多孔質。オイルが最初から含侵して有るのです(要は樹脂製のオイルレスメタル)。

僕も、仕事でこの様な材料を使います。

バイクにも使っているんですね。確かにこれなら、下手なベアリングよりもフリクションが少なく長寿命。

ナンカ、バラして整備する意欲が・・・・・・・・。

どうりで、リアサス、良く動くと思った。

まあ、一応バラして、磨耗具合でも見てみようかな・・・・・。

今の国産車の信頼度の高さを理解しました。

拍手[0回]

CATEGORY[ST250 基本メンテ]
コメント[ 4 ]TB[ ] 2009年08月24日16:41
昨日、残業で始めたMJ交換。
それで終わる筈だったのに・・・・・・・。

実はリアサス交換の時、リアホイールを前後に廻したらガタ。

ハブダンパーがへたっている。

そのダンパーゴム。入手済み。

ついでだやるか。

止められない

リアホイールを外し、ダンパーゴム交換。
写真右下の黒いパーツが、外したダンパーです。

記録を見たら16.000km走っている。10.000kmが限界ですね。

(ちなみにSTの総走行距離、20.000kmを越えました。スピードメーターを交換したので、ついうっかり・・。
祝、20.000km。この調子ではハタカブ抜くのもそう遠くない様な・・。)

キャブやその他にばかり目が行って、基本メンテを忘れていました。

外したついでにチェーンもチェック(しなきゃ良かった、汗)。
装着した侭では動かせない範囲まで、この状態なら動かせます。

一駒一駒、手で動きを確認。

ハッ・・・。

一駒だけ動く範囲が狭い。真っ直ぐとスプロケに巻きつく範囲は動くのだけれど、反対にそる方向には動かない。

拙いなー。

とりあえず治るかどうかは判らないけど、その部分だけオイル漬けにして帰宅。

今朝は早出。チェーンを動かしてみるがヤハリ同じ範囲しか動かない。

リハビリかな?

手で、コキコキと動く範囲を動かす。段々範囲が広がるんじゃないかとの期待です。

期待むなしく、範囲は広がらない。

まあ、走らせる分には問題は無いんだけど気持ちが悪い。

それと僕はシールチェーン、実は嫌いだったりして・・・・・。

今回のチェーン、交換して10000km以上走っています。伸びは極小。
その点は文句なしなんだけど・・。

昔も、シールチェーンの固着の経験はしています。只20年前の話。その後はシャフトドライブばかりに接してきたので、今のチェーンの固着はどうなんだろう?

テスト(ウソウソ、メンドかっただけ、汗)でチェーンのメンテは自慢出来ない回数。

まあ、オイル気が無い状態にだけはしませんでしたが。

スプロケの磨耗は全然無いのでフーン、凄いなーーーー。でほって置いた。

ヤハリ、今のチェーンも固着するのね(メンテしなかった僕が悪い)。
シャフトとフルケースに慣れちゃうと、チェーンのメンテってメンドイんですよね。

実は、昔GS750。シールチェーンを止めて、ノンシールチェーンを愛用。

ノンシールは遠慮なくジャバジャバ洗えて、かえって気が楽。
10000km走行でも伸びなかった。

それに押し回しでのフリクションの少なさに感動。

高速では逆転すると言うデーターも見せられたけど・・・・・・?

GSは燃費も良く成ったんだよね。

ネットで調べると、まだノンシールチェーンが販売されている。

意外なほど、シールチェーンとの価格差は少ない。

軽量車体にローパワーのST君。

ノンシールでどの様に変貌するのかな?

と言う事で、チェーンの入荷までこの侭です(汗)。

拍手[0回]

CATEGORY[ST250 基本メンテ]
コメント[ 5 ]TB[ ] 2009年05月13日12:07
昨日、残業で始めてしまったTMRセッティング。

正直一番したくない所。PAJの交換。

レーシングキャブです。エアファンネルを使うのが前提。

でも、ST君。一般公道仕様。
エアクリは必須。

そう成ると、手順として、
 1)シートを外す。
 2)タンクの止めネジを外す。
 3)ガスコック側で燃料ホースを外す。
 4)タンクを外す。
 5)チェーンケースを外す。
 6)左サイドカバーを外す。
 7)エアクリとキャブを繋いでいるホースバンドを弛める。
 8)エアクリカバーに付いているETC本体の結線を外す。
 9)エアクリエレメントを止めているホースバンドを緩め、エレメントを下に落とす。
10)エアクリボックスに止まっているイモビ本体を外す。
11)エアクリボックスに止めて有る、キャブのブリザーパイプを引っこ抜く。
12)エアクリボックスを止めて有る3本のネジを外し、知恵の輪状態のボックスを引っこ抜く。
13)自家製のエアクリマウントアダプターを外す。
14)ファンネルマウントアダプターを外す。

で、やっとPAJとご対面。

交換したら、逆の手順。

要は、何でもかんでもエアクリボックスに止めてしまった、僕が悪いのだけど・・。

で、此処迄外すと、エアクリエレメントをジックリ手にとって見られる。

ハ~~~~。汚れているなー。
走って、詰まっている感じは無いのだけれど、見た目真っ黒。ひだの奥の方は若干ピンク。

ついでだ洗うか。

洗浄液をタップリ塗って、10分間待つのだよ。

バケツの中に放り込む。すぐに廻りに真っ黒な液体が。
ファンネルだとこの汚れ、エンジンに入っちゃうんだよね。

汚れを良く見ると、細かな砂のような物も。ア、アブネー。
こんなの吸い込んだらバルブシート逝っちゃうだろーなー。

その後水洗い。水は内面から外へ向かって流し、まだ残っているだろう汚れをエレメントに残さない気配り(K&Nの取説に書いて有りますね)。

で、問題は乾燥。水分は出来るだけ抜いてやりたい。

お掃除

空気乾燥機の噴出し口。

此処で、ユックリと休んでもらいます。

乾燥したら、指定のオイルを塗り過ぎない様注意しながら吹きつけ。

組みたて。

で、問題。
キャブセッティングの時は、周りの状況を変えないのが鉄則。

ハハハ。もう判りましたよね。

拍手[0回]

CATEGORY[ST250 基本メンテ]
コメント[ 6 ]TB[ ] 2009年04月23日17:26
チョットの時間、乗れなくなったST君。
じゃあ、今のうちにやっちゃおう。

実は最近クラッチがチョイ重い。もっと重いマシンも有りますが、なんせピンキー号が異常に軽い。

で、ST君の重さが目立ってしまう。

走行距離も17000km近く走っているし、初回登録より4年も経っている。
その間、給油を偶に・・・・・。
ワイヤーも痛んでるだろうな。

新しいワイヤーは、一ヶ月前に購入済だったけど、メンドイなー・・・。

やっと、重い腰を上げました。

新品ワイヤーを袋から出し、手でスライドさせて見る。
アノーーー・・。オイル気を感じない。インナーのゴリゴリした感じが手に伝わる。

要は、給油がメンドクて交換しなかったんですね。

ワイヤージェッターで給油すれば簡単ですが、最初の給油はキッチリしたい。

で・・・・・。


ワイヤー

ワイヤーエンドを適当な所に縛りつけ、垂直にします。

メンドクても我慢しながら、オイラーで給油。
長持ちするように、ギヤオイル(75W90、100%合成油)を注していきます。
新品ですと、内部に汚れが無いので、面白いくらいスイスイ入って行きます。

下側に出てきたらおしまい。

下には、漏れたオイルで床を汚さないように、ウェスを敷いておきましょう。

でも、メンドイ・・。

拍手[0回]

CATEGORY[ST250 基本メンテ]
コメント[ 0 ]TB[ ] 2009年01月19日23:21
ふと思ったら、今年に成ってバイクに工具を一度も使っていない。まあ一般のバイクファンでは当たり前かもしれないけれど、僕の場合はウッソーーーーーー。

と、ここまで書いて思い出した。ハタカブ、オイル交換したっけ。でもあんなの弄ったとは言えないレベル。と言う事でシカト。

そろそろ弄りたい。

今一番弄りたいのは、ST君のキャブジェッティング。でもパーツの入荷待ち。

そう言えばフォークのオイル、7000km以上換えていない。
前回のオイル交換でセッティングの見直しも見えて来たし、ブレーキ廻りの整備と一部チューンアップも部品は揃っている。

でも、最近STのミッション、シフトがやっとスムーズに。初期慣らしが済んで来た感じです。

走行距離16000km弱。コレからが本番を感じさせてくれるST君。

なんとか時間を作って、フォークのリセッティングとブレーキ廻りを弄ってやるからね。

拍手[0回]

FRONT| HOME |NEXT

忍者ブログ
[PR]